新生児の服は子供服の中でも特別な服ですよね。見るだけで、赤ちゃんの時の記憶が蘇ってきます。
だから、もう着ることはないとわかっていても、もったいなくて捨てられないものです。
でも、子供の成長に伴い、服はどんどん増えていく一方。
「そろそろ新生児の服を捨ててしまおう」とお考えかもしれませんね。
それでは、新生児服は、どのような状態なら捨てるべきなのでしょうか。
少し汚れたりシミがついていてもお下がりにできるなら残しておいたほうが良いのでしょうか。
そこで今回は、新生児の服を捨てるべき状態について考えていきたいと思います。
なかなか捨てられない新生児の服は、捨てる基準を決めておくとスムーズに捨てることができるでしょう。
新生児の服は、少しでも汚れていたら捨てるべきと言えます。
汚れていないきれいな状態でも、物を減らすためには、手放すのが賢明でしょう。
新生児の服を断捨離する具体的な見極め方をご紹介していきたいと思います。
新生児の服は「思い出がある」「もったいない」から捨てられない
普通の服でも、いざ捨てようと思うと躊躇してしまうもの。
かわいい新生児の服は尚更捨てることができませんよね。
新生児服を捨てる方法を考えるために、まず、捨てられない理由を考えてみたいと思います。
新生児の服が捨てられない理由は、大きく2つあるでしょう。
一つは思い出がある服だから捨てたくないという気持ち。もう一つはまだ着れる状態なのに捨てるのはもったいないという気持ちです。
思い出があるから捨てられない
子供の服は特別ですが、その中でも新生児服は特別です。
生まれてすぐに着た肌着、産院を退院する時に着たロンパースなど、思い出の詰まった服ばかり。
どんな子供服より小さいものなので、見るたびに「こんなに小さかったな…」と愛おしくなります。
そんな思い出の詰まった新生児服を捨ててしまったら、幸せな我が子との思い出まで薄れる気がしてしまい捨てられないのです。
まだ着れる状態なのにもったいないから捨てられない
新生児服は、たくさん準備する方が多いでしょう。
お下がりやプレゼントとしていだたいた新生児服がたくさんある方もいるかもしれませんね。
でも実際に着るのはお気に入りの一部。だから、ほとんど着ていない新生児服がたくさんあるケースが多いでしょう。
何度も着た服なら捨てる気になれても、新品同様の服を捨ててしまうのはもったいない気がしますよね
新生児服は流行りもないので「また次の子の時に使えるかも」「誰かにお下がりできるかも」と思うと、なかなか捨てられません。
このように、新生児服は、思い出が詰まっていて捨てられない、まだ着れるのにもったいないから捨てられないという気持ちが強い傾向にあります。
子供服が捨てられない心理についてはこちらの記事「捨てられない心理を克服する方法とは」で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。
子供服はこれからどんどん増えていくでしょう。
新生児服がいつまでも子供タンスにギュウギュウにあると、新しい服を入れるスペースに困りますよね。
また下の子に使えるかも、お下がりとして誰かに譲れるかも、と思う方は多いと思いますが、新生児服は季節や赤ちゃんごとの成長によって意外と合わないことが多いんです。
「1人目は春生まれだけど、2人目は冬生まれだから着れなかった」「お下がりでもらった服は多すぎて、うちの子には合わなかった」というケースが多々あります。
だから、お下がり用として残す服は厳選したものだけで十分です。
それでは、大量の新生児服を捨てるためにはどうすれば良いのでしょうか、
新生児服をスッキリ捨てるためには、「こんな状態になったら捨てる!」という基準を作ることが効果的です。
どうしても思い出がある服は「厳選して残しておく」ことがおすすめ。
さらに、捨てるだけでなく、売ったり寄付することで手放しやすくなるでしょう。
次の章で詳しくご説明していきたいと思います。
捨てられない新生児服は捨てる基準を決めること、厳選して残すことが大事!
新生児服は、思い出が詰まっていたり、まだ着れるのにもったいないという気持ちから、なかなか捨てられません。
新生児服は、大量にあるにもかかわらず、着る期間が短いので、すぐにたくさんの新生児服をタンスの奥にしまうことになるでしょう。
そんな新生児服をただ何となく捨てようと思っても、なかなか進まないものです。
何から捨てていいか困って「これはまだ着れるし…」「これはお気に入りだったし…」と1枚1枚迷ってしまいます。
そこでおすすめしたいのは「こんな状態の服は捨てる!」とルールを決めてしまうことです。
そして、どうしても残したい新生児服だけ残していけば良いのです。
もっと詳しくご説明していきますね。
こんな状態の新生児服は捨てよう!「汚れやシミある」「思い入れがない」
まずは、捨てるべき新生児服の基準から考えていきたいと思います。
一つはシミや汚れなどのがある服。
もう一つは、思い入れがない服です。このような服は、もう不要な服だと判断して捨てるのが賢明でしょう。
汚してしまった新生児服
新生児の時は、とにかく服が汚れますよね。
吐いてしまったり、オムツが漏れてしまったり、頻繁に汚れた新生児服を洗っていたママは多いでしょう。
その時は、多少汚れていてもあまり気にならないものですよね。
でも、半年後、一年後になって見ると「こんなに汚れていたんだ…」と感じることが多いんです。
汚れがある新生児服は、お下がりとして使うのも、思い出の服として保管しておくのも抵抗がありますよね。
洗濯しても取れない汚れがある服は、捨てるべき新生児服の基準とすると良いでしょう。
シミが残っている服
久しぶりに新生児服を出してみると、「こんな所にシミがあったっけ?」ということがありませんか?
新生児服には、よだれやミルクや食べこぼしなど、様々な汚れがついていたでしょう。
これらの汚れは、タンパク質が含まれるため、洗濯してもきれいに落ちていないことが多いんです。
その時はきれいに洗えたと思っても、後からシミや黄ばみとなってしまうことがあります。
このような服をそのまま保管しておくと、他の服までカビ発生の原因になってしまうかもしれません。
タンスから出してみて、シミや黄ばみが発生している服は、捨てるべき新生児服の基準と考えると良いでしょう。
思い入れがない新生児服
次に考えたいのが、思い入れのない服です。
新生児服は大量に準備するし、お下がりやプレゼントとしていただくこともあるので、大量にある方が多いでしょう。
でも、思い入れがある服はごく一部ではないでしょうか。
赤ちゃんは着心地や着せやすさが大事なので、お気に入りの服ばかりを着せることが多いですよね。
だから、着なかった服のほうが多かった…なんてケースが多いのです。
そのような着なかった服は、おそらく思い入れはないでしょう。
あまり着なかった服、ほとんど着なかった服は、思い入れのない服と言えます。
そのような服は捨てるべき服と考えるといいですね。
でも、「思い入れがなくても新品同様の服はもったいないから捨てられない!」ですよね。
その場合は、捨てるのではなく売ったり、寄付する処分方法を考えれば良いでしょう。
売る方法、寄付する方法は、下の章でまた詳しくご説明していきますね。
大量の新生児服を前に、ただ漠然と「どれから捨てようかな」と思うから、これも捨てられない…あれも捨てられない…と迷ってしまうのです。
このようにある程度基準を決めてしまうとサクサク捨てることができるはずです。
- 汚してしまった新生児服
- 後からシミや黄ばみが出てしまった新生児服
- 思い入れがない新生児服
この3つの状態の新生児服は捨てるべき服と判断して捨てると良いでしょう。
次の章では、この基準をもとに、スムーズに新生児服を断捨離する具体的な方法をご紹介してきたいと思います。
捨てられない新生児服をスムーズに捨てる方法!捨てやすくなる5ステップ
新生児服は、思い出があり、もったいないという気持ちの強いのでなかなか捨てられないもの。
でも、「汚れた服は捨てる」「思い入れがない服は捨てる」という基準を決めることで、捨てやすくなるでしょう。
ここからは、さらに新生児服を捨てやすくするための5ステップをご紹介していきます。
まず全ての服を出して「こんなに多いなら捨てなきゃ」という意識を持つこと。
さらに、捨てる基準に沿って仕分けて、残す服を厳選すること。さらに捨てる服は、「捨てる」「売る」「寄付する」方法で処分することで気持ちよく手放していきましょう。
上の章で、新生児の服が捨てられない理由は、「思い出がある」「もったいない」という心理があるとご説明しました。
この方法なら、この問題を解消しながら断捨離することができるでしょう。
準備するもの
準備するものは、ゴミ服と保管する箱です。
保管する箱は、思い出の服として入れておく箱になります。
ポイントは大きすぎないサイズであること。収納ボックスではなく、思い出箱なので「これくらいの箱ならクローゼットにしまっていても邪魔にならないかな」というサイズを選んでください。
どんな箱でも良いですが、100円ショップなどで素敵な箱を用意しておくといいですね。
1 ステップ:全ての新生児服を出す
全ての新生児服を出して床の上に並べましょう。
タンスにギュウギュウに詰め込んでいたり、圧縮袋に入れてコンパクトに収納している方も多いと思います。
でも、並べてみると「こんなにたくさんあったんだ…」とその多さが際立ちます。
まずは、この多さに気付き「こんなにあるなら捨てなきゃ」と思うことが大事です。
2 ステップ:汚れのある新生児服、思い入れのない新生児服をピックアップする
床に置いた新生児服を1枚ずつ手に取り、汚れのある服、思い入れのない服をピックアップしていきましょう。
上の章でご説明したように「汚してしまった服」「シミや黄ばみが出てきた服」は汚れた服なので、基本的にゴミとして捨てる服としましょう。
「思い入れのない服」は、状態によって売る、寄付する、お下がりにする、と判断していきます。
3 ステップ:思い出のある新生児服は厳選して思い出箱にしまう
次は、新生児服が捨てられない理由の一つ「思い出があるから捨てられない」を解消するステップになります。
床に置いた新生児服から、「汚れのある服」「思い入れのない服」をピックアップすることができましたか?
おそらく大量の服のうち、大半が「汚れのある服」「思い入れのない服」のどちらかになるはずです。
ここまで仕分けることができたらグンと楽になります。
残った服は「きれいな状態で、思い入れのある服」になりますね。
これらの服は、思い出のある服として思い出箱にしまいましょう。
もし「きれいな状態で、思い入れのある服」が思い出箱に入りきらないほどたくさんある場合は、再度もっと手放せる服はないか考えて、残す服を厳選してくださいね。
4 ステップ:汚れのある新生児服は捨てる
汚してしまった新生児服、シミや黄ばみが出ている新生児服は、次に使う赤ちゃんも気持ちがいいものではありませんよね。
また、思い出の服として保管しておくにも、カビなどの原因になってしまうのが心配です。
汚れた状態の新生児服は、十分に着たということで、感謝の気持ちで処分しましょう。
衣服は基本的に燃えるゴミとして出すことができます。
念のため自治体のホームページからゴミの分別ルールを確認してくださいね。
断捨離した服の一般的なゴミ分別方法は、こちらの記事「断捨離した服の分別方法について」が参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
指定のゴミ服に入れて口を縛ったら、燃えるゴミの日に出しましょう。
5 ステップ:その他の新生児服は「お下がり」「売る」「寄付する」にする
次は、新生児服が捨てられない理由の一つ「もったいないから捨てられない」を解消するステップになります
汚れた服は捨てる、思い入れのある服は「思い出箱」に保管したら、その他の服の処分方法を考えましょう。
まだ着れる状態の服をゴミ袋に入れて捨てるのは確かにもったいないですよね。
そのような服は、お下がりにする、売る、寄付するという方法を考えましょう。
お下がりにする
下の子が生まれた時のため、友達や兄弟の子供が生まれた時に残しておきたい服を厳選しましょう。
新生児服は、生まれた季節、生まれた大きさによって、着れない場合も多いので、大量に残しておく必要はありません。
自分の趣味じゃない新生児服を大量にもらっても困る…というママもいるかもしれませんね。
「この服はどうしてもお下がりしたい」という服だけ残してくださいね。
買取サービスに売る
お下がりにする服を優先的にピックアップしたら、残った服から「売れそうな服」を選びましょう。
全く着なかった新生児服、ほとんど着なかった新生児服は買い取ってもらえるケースが多いです。
近所のリサイクルショップに持ち込むこともできますが、おすすめなのは「宅配買取サービス」です。
段ボールに売りたい服を入れて、買取業者に送るだけで、査定、買取をしてくれる便利なサービスとなっています。
ただし、全ての宅配買取サービスで子供服を受け付けているわけではないので「子供服 買取」などで検索して、子供服OKの宅配買取を探してみてくださいね。
寄付する
お下がりするほどでも売るほどでもないけど、捨てるのはもったいない…という服は、寄付することを考えてみてはいかがでしょうか。
団体を通じて寄付をする方法や、ユニクロやH&Mなどの店舗の回収ボックスに寄付する方法もあります。
断捨離した服を寄付する具体的な方法は、こちらの記事「断捨離した服を寄付する方法」にまとめたいと思いますので、ぜひご覧ください。
このように、ただ捨てるのではなく、お下がり、売る、寄付するという処分方法をすれば、もったいない…という罪悪感が軽減されるはずです。
捨てられない新生児服をスムーズに捨てる5ステップまとめ
このような流れで新生児服を断捨離すれば、スムーズに手放していくことができるはずです。
思い出がある服は厳選して残す、まだ着れる服がもったいないなら、お下がり、売る、寄付することで、気持ちよく手放すことができるでしょう。
新生児服は大量にある方が多いはず。そんな新生児服をグンと減らすことができたら、クローゼットや子供タンスは一気にスッキリしますね。
子供服はとにかく増えていきます。ぜひ、今回ご紹介した新生児服の断捨離方法で、これからの子供服も賢く断捨離していってくださいね。
新生児の服は捨てるべき状態を見極めて賢く断捨離していきましょう
今回は、思い出がある…、もったいない…と捨てられない新生児服を気持ちよく捨てる方法について考えてきました。
新生児服は汚れていることが多く、お下がりできるケースも少ないので、大量にとっておく必要はありません。
捨てられないなら、捨てるべき基準を決めることがおすすめです。
汚した服、黄ばみが発生した服、あまり思い入れのない服は、捨てるべき新生児服の状態だと判断しましょう。
その上で思い出のある新生児服だけは厳選して残す。
さらに、まだ着れる新生児服はお下がりにする、売る、寄付するという処分方法を検討してみてはいかがでしょうか。
忙しい子育て時期は、物が少なくなると家事の負担がぐんと軽減されるのでおすすめの方法です。
まずは、大量にある新生児服をタンスから出してみましょう。