身軽に旅行するために、宿泊先のホテルで服を捨てるという方がいます。
捨てるつもりの服を着て旅行し捨てて帰ってくれば、荷物が少なくなり、帰ってからの洗濯が楽になるメリットもあります。
なかなか捨てられない服も旅行をきっかけに捨てられるかもしれませんね。
でも、捨てる服で旅行すると「着心地がよくない服で旅行することになる」「気に入らない服で写真にうつることになる」などの問題点もあります。
だから、国内ホテルに捨てるなら、服の状態や種類が大事です。
旅行中に断捨離するのにおすすめは、下着や靴下、さらに着古したトップスやズボンなど。
トップスやズボンはホテルの部屋着として着て、その後捨てると良いでしょう。
今回は旅行中の断捨離をスムーズにするための服の種類のご提案、さらにマナーを守って迷惑をかけずに国内ホテルで断捨離する方法もご紹介していきたいと思います。
これがわかれば、気持ちよく旅行中に断捨離できるでしょう。
断捨離と旅行は相性がいい⁉旅行中に国内ホテルに服を捨てるメリット
洋服を断捨離するタイミングって難しいですよね。
賞味期限切れの食材のように捨てないと腐るものでもないので、ついつい後回しになってしまいます。
そこで、旅行をきっかけに洋服を捨てるという断捨離を実践している方が意外と多いんです。
海外旅行はちょっと不安でも、国内ホテルならスムーズに捨てることができそうですよね。
旅行中に服を断捨離すると、荷物が少なくなる、洗濯ものが減る、風水的にいい、というメリットもあるのです。
詳しく見ていきましょう。
服を捨てるきっかけになる
まず、旅行中に国内ホテルに服を捨てる断捨離の一番のメリットはこれでしょう。
服を捨てるきっかけになることです。
断捨離して服を捨てたいと思っても、「まだ着れる服だからもったいない…」「もうヨレヨレだけどお気に入りの服だから捨てられない…」などの理由から捨てられずにタンスの肥しになっている服って多いですよね。
旅行で断捨離するなら最後にしっかり着てから捨てることができるので、気持ち的にも踏ん切りがつくでしょう。
なかなか捨てられずにいる服も、旅行先なら潔く捨てることできるかもしれませんね。
荷物を減らすことができる
旅行中に服を捨てると、荷物が減るというメリットもあります。
旅行バックにギュウギュウの荷物を持っていくと、お土産を入れるスペースがなくて困ることがありますよね。
車での旅行ならいいですが、新幹線や飛行機で旅行する時は、お土産の紙袋はとても邪魔になってしまいます。
旅行バックに入れていた服を減らすことができれば、身軽に動くことができて、バックの中にお土産を入れることもできるので便利です。
洗濯ものを減らすことができる
せっかく旅行を満喫しても、帰ってから大量の洗濯をしなきゃ…と思うと、ちょっと憂うつになってしまいますよね。
洗うのは洗濯機がしてくれますが、干す場所に困ってしまいます。
冬や梅雨時など、洗濯ものが乾かない時期だと尚更苦労するでしょう。
国内ホテルで服を捨ててしまえば、帰ってから洗濯する服の量が減るので、その憂うつがちょっと軽減されますね。
風水的に開運効果が期待できる
旅行先で服を捨てることは、実は風水的にとても良いとされています。
風水では、古いものや汚れたものには悪い運気が宿りやすく、新しいものや清潔なものには良い運気が宿りやすいと言われているのです。
さらに、吉方位へ旅行して、そこで古いものを捨てると、その土地から出る良い運気を持ち帰りやすくなるとも言われています。
吉方位はインターネットで簡単に調べることができるので、どこに旅行に行くか迷った時はチェックしてみるといいですね。
こちらの記事「風水的に旅行先で服を捨てるといい?」ではもっと詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。
このように、服を捨てるきっかけになるだけでなく、荷物が少なくなり、帰ってからの洗濯ものも減る、さらに開運効果も期待できるなど、メリットの多い旅行先での断捨離方法ですが、デメリットもあるので注意が必要です。
次の章では、旅行中に国内ホテルに服を捨てるデメリットについてご説明したいと思います。
旅行の楽しみが半減するかも⁉旅行中に国内ホテルに服を捨てるデメリット
旅先で服を捨てると、様々なメリットがあるのですが、デメリットもあるので注意が必要です。
まず一番の難点は、ホテルに迷惑をかけてしまうのではないか…という不安。
さらに、着心地のよくない服で旅行することになったり、気に入らない服で写真にうつることになるなど、デメリットもあるのです。
詳しく見ていきましょう。
ホテルに迷惑をかけてしまうかもしれない
旅先で断捨離する場合は、宿泊中のホテルの部屋のゴミ箱に捨てることになります。
だから、「本当にホテルに捨ててきて良かったのかな…」と心配になる方は多いでしょう。
いくらメリットがあるからと言って、ホテルに迷惑をかけてまで服を捨てる気にはならないですよね。
「マナー違反にならない?」「後から電話がきたりして…」などと思うと、せっかくの楽しい旅行に水を差すことになってしまうかもしれません。
着心地がよくない服で旅行することになる
断捨離して捨てる服は、「サイズが合わずにきつくなった服」「デザインは好きだけど生地が固くてあまり着ていない服」など、着心地が悪い服が多いでしょう。
そのような服を後に旅先で着て潔く捨てよう!というのが旅行中の断捨離の目的ですが、着心地がよくない服で旅行するのはちょっと嫌ですよね。
旅行では、いつもよりたくさん歩いたり、アクティブに動くこともあるでしょう。
着心地が悪い服だと、思い切り動けずにつまらない旅行になってしまう可能性もあります。
気に入らない服で写真にうつることになる
断捨離して捨てる服は着心地が悪いだけでなく、「年齢的に若作りに見える」「あまり好きなデザインじゃない」「色が似合わない」など、気に入らない要素がある服でしょう。
せっかくの旅行に気に入らない服を着るのはちょっと…と思うかもしれませんね。
特に旅行中は写真をたくさん撮るでしょう。
SNSに投稿する方も多いと思います。
せっかくの素敵な写真なのに、気に入らない服でうつるのは抵抗があるかもしれません。
旅行の写真はその時だけでなく、後から見返す機会も多いですよね。
そのたびに「この服を着なきゃよかった…」と後悔するのは避けたいですね。
このように、旅先で服を捨てる断捨離は賢い方法に見えますが、ホテルに迷惑をかけてしまうかもしれない、窮屈な服や気に入らない服で旅行するのは楽しくないかもしれない、という難点があるのです。
ホテルに迷惑をかける不安については、マナーを守っていれば、それほど心配することはないでしょう。
国内ホテルでマナーを守って服を捨てる方法は、下の章で詳しく解説していきますね。
それよりも注意すべきは、「窮屈な服や気に入らない服で旅行が楽しくなくなる」という問題です。
つまり、旅行中に服を断捨離する場合は、捨てる服のチョイスが重要なのです。
適当に「この服はきつくなったから旅行で着て捨てよう」「気に入らない服だから旅行で着て捨てよう」と持っていくと後悔するかもしれません。
それでは、どんな服なら、旅行中にスムーズに断捨離できるのでしょうか。
それは、下着や靴下、さらに着倒したトップスやズボンなど部屋着代わりになる服です。
次の章で詳しくご説明していきましょう。
旅行中に国内ホテルに服を捨てるなら下着や着倒した服がおすすめ
旅行先の国内ホテルに服を捨てて断捨離することは、以下のようにメリットが多いです。
- 捨てるきっかけになる
- 荷物を減らすことができる
- 洗濯ものを減らすことができる
- 風水的に開運効果が期待できる
でも、旅行に持っていく服のチョイスを間違えてしまうと、窮屈で楽しくなかった、気に入らない服で良い写真が撮れなかった、などと後悔するかもしれません。
旅行中に服を捨てることはメリットが多いですが、デメリットを考えると、どんな服でもOKではないことがわかりますね。
このデメリットを考慮すると、旅行中に国内ホテルに捨てるなら「下着や靴下」「着倒した服」が良いでしょう。
下着や靴下、着倒した服は意外と捨てられないアイテムなので、「旅行をきっかけに捨てられる」というメリットを活かすこともできます。
それぞれの服について詳しく見ていきましょう。
下着や靴下を断捨離する
旅行で服を断捨離するなら、スカートやワンピースなどの服ではなく、下着や靴下と決めるのがおすすめです。
同じような下着や靴下がたくさんある方は多いと思います。
でも、着たり履いたりするのは、お気に入りの何枚かだけで、それ以外の下着や靴下は、ただタンスの肥やしになっている…ということが多いでしょう。
使わないと傷むこともないので、更に捨てるタイミングを逃してしまうんですよね。
そんな使っていない下着や靴下は、旅行中の断捨離アイテムにピッタリ。
外見からわかるものではないので、お気に入りの服じゃないからテンションが下がる…という心配も少ないですね。
旅行に行く前に、タンスにしまってある下着、靴下を一度全て出してみましょう。
その中から、これからも着たい履きたいと思わない下着や靴下をピックアップしてください。
下着や靴下を捨てる注意点
ただし、旅行中は何があるかわかりません。具合が悪くなって病院へ行くこと可能性もゼロではありません。
捨てるからOKとボロボロの下着だけ持っていく場合は、きれいな下着も1セットあると安心ですね。
下着や靴下を捨てる方法
国内ホテルの客室にはゴミ箱がありますよね。
基本的にその中に下着や靴下を捨てることになりますが、そのままポンと下着を捨てるのは抵抗がありますよね。
お掃除をする人も、気持ちが良いものではないでしょう。
下着は靴下を捨てる時は、新聞紙などの紙で包んでからビニール袋に入れて捨てるといいですね。
新聞紙がなくても、観光地でもらって見終わったチラシなどの紙ならあるでしょう。
また、女性の下着に関しては「知らない場所に捨ててくるのが不安」という方もいますよね。
その場合は、ハサミで切ってから捨てると更に安心です。
予めハサミを準備しておくと良いでしょう。
着倒した服を断捨離する
旅行先で服を断捨離しようと思うと、気に入らない服や着心地の悪い服などを着て、そのまま捨てようという方が多いです。
1日だけだから我慢して着ようと思うかもしれませんが、せっかくの旅行に我慢して服を着るのはおすすめしません。
旅行中に外で着る服は、あなたのお気に入りの一軍服を着るようにしたいですね。
そして、断捨離する服は、宿泊先のホテルで部屋着として着る服をチョイスすれば良いのです。
選ぶ服の状態は「十分着倒している」ことです。
着倒すまで着たということは、着心地は良い服でしょう。だから、旅行中に窮屈な思いをすることはありません。
以下のような状態の服を選ぶといいですね。
- ヨレヨレになっている
- 洗濯してもとれない汚れがある
- 毛玉がついている
このような服は、着心地が良くて、好きなデザインの服でも、外で着るのは抵抗がありますよね。
旅行先で部屋着として着て潔く捨てるアイテムとしておすすめです。
着倒した服を節約するメリットについては、こちらの記事「着倒した服を断捨離して捨てると節約的、おしゃれ的なメリットがある」で解説していますので、ぜひご覧ください。
トップス、チュニック、ズボン、ワンピースなど、部屋着として着れる服なら何でも良いでしょう。
着倒した服を捨てる注意点
ただし、この方法は一つ難点があります。それは素敵な部屋着がついているホテルの場合です。
国内ホテルの場合、素敵な浴衣やバスローズがついていることがありますよね。
その場合は持参した服ではなく、ホテルのものを着ましょう。
ホテルで服を捨てるメリットは、その服を捨てるきっかけになることです。
ホテルに持っていった時点で、その目的は果たされているので、無理に旅行先で着る必要はありません。
ホテルの部屋着を着て、部屋着用として持参した服は、着ずにそのまま捨てて帰りましょう。
着倒したを捨てる方法
部屋着用として持参した服を捨てる場合は、下着や靴下と同じように、新聞紙などの紙で包んでから、ゴミ箱に捨てるようにしましょう。
そのままポンとゴミ箱に捨てると、間違って忘れてしまったと勘違いされる場合があるからです。
また、捨てる量は、客室のゴミ箱に入る量の服にしましょう。
ゴミ箱のところに「服を捨てていきますので、処分を処分をお願いします」とメモを残すと安心ですね。
国内ホテルに服を捨てる時は事前にホテルに確認してマナーを守って捨てよう
ここまで、旅行中に国内ホテルに服を捨てる場合、どんな服をどんなふうに捨てれば良いのかご説明してきました。
これで「着心地の悪い服で旅行することになる」「気に入らない服で写真にうつることになる」という問題は解消されるでしょう。
でもまだ「ホテルに迷惑をかけてしまうかもしれない」問題は解決できていません。
ここからは、国内ホテルに服を捨てる時のマナーについてご説明したいと思います。
ホテルに確認すること、感謝の気持ちで捨てること、忘れ物だと思われないようにすることがポイント。
これをおさえておけば、安心してホテルに服を捨てることができるでしょう。
ホテルに確認する
ホテルのホームページをみても、服を捨てることに関する情報まではなかなか載っていないですよね。
だから「本当に捨てて良かったのかな…」と後からモヤモヤしてしまいます。
せっかくの旅行に不安材料があると楽しくないですよね。
そこで、旅行先で断捨離する場合は、事前にホテルに確認するのが一番です。
電話で予約する場合は、その時に「不要な服を部屋に捨てることはできますか?」と聞いておくと間違いありません。
ただし、「こんな事聞いて恥ずかしくないかしら…」と思う方もいるでしょう。
その場合は、メールで問い合わせをしてみるのもいいですね。
当サイトがリサーチした情報によると、国内ホテルの場合、約8割のホテルが服を捨ててOKという対応です。
ほとんどのホテルはOKですが、中にはNGのホテルもありますので、トラブルを避けるためにも確認が必要ですね。
感謝の気持ちをもって捨てる
断捨離は、捨てる服に対して感謝の気持ちをもって手放すことが大切です。
旅行先で服を捨てる場合も、感謝の気持ちをもつことが大事ですね。
感謝の気持ちがあれば、ポンと無造作にゴミ箱に捨てるのではなく、きちんと畳んで紙に包んで捨てるでしょう。
このような捨て方をすれば、服に対する感謝だけでなく、捨ててくれるホテルの方への感謝に気持ちも伝わりますね。
特に汚れた下着や靴下は、紙とビニール袋に二重に入れて捨てるようにしましょう。
また、ゴミ箱にギュウギュウの量ではなく、適量を入れることもマナー的に大事ですね。
忘れ物と間違われないようにする
国内ホテルに服を捨てる場合に気を付けていだだきたいのが、忘れ物と間違われないようにすることです。
ホテル側は、どんな物でも忘れ物として長期間保管しています。だから、「この服は捨てたもの?忘れたもの?」とわからないと困ってしまうでしょう。
確認の電話をもらって恥ずかしい思いをするかもしれませんので、忘れ物とわかるようにしてくることが重要です。
ゴミ箱の近くに「服を捨てたので処分をお願いします」とメモを残す。チェックアウトの時に「部屋に不要になった服を少し捨ててありますので、処分してください」と言ってから帰るとさらに良いでしょう。
このように事前に確認して、さらにマナーを守った行動をすれば、気持ちよく旅行先のホテルで服を捨てることができるでしょう。
国内ホテルは、基本的におてなしの意識が高いので、服を捨てたいと申し出れば、気持ちよく対応してくれることがほとんどなので、安心して聞いてみてくださいね。
ただし、ハワイなど海外旅行の場合は、チップを置いておく等、すべき対応が少し異なりますのでご注意ください。
こちらの記事「ハワイのホテルで服を捨てるコツ、おすすめの服の種類について」では海外旅行先で服を捨てる場合についてご説明しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
旅行中に国内ホテルに服を捨てるなら下着や靴下、着倒した服がおすすめ
今回は、旅行中に国内ホテルに服を捨てる場合、どんな服をどんなふうに捨てれば良いのか解説してきました。
旅行中に服を捨てると、断捨離するきっかけになったり、荷物が減ったり、帰ってからの洗濯が楽になるなどメリットが多いです。
風水的にも旅先で服を手放すことは開運効果が期待できるとされています。
しかし旅行中の断捨離は、どんな服でもOKではありません。適当にチョイスしてしまうと、旅行中に窮屈な服や気に入らない服で過ごすことになってしまいます。
旅行中、外で着る服は捨てる服ではなく、お気に入りの服を着て、下着や靴下、部屋着になりそうな着倒した服を断捨離すると良いでしょう。