マタニティ服は妊娠中は大活躍するアイテムですが、出産を終えて徐々に体型が戻ってくると、使う機会がなくなってきますよね。
妊婦服は妊婦の時しか着ないし、嵩張って邪魔になってしまうから断捨離して捨ててしまいたい。
でも、また使うかもしれないし、思い出もあるし…などと考えると、しばらく保管しておいたほうがいいようにも思います。
マタニティ服を断捨離する時期は、いつ頃が良いのでしょうか。
洋服を減らしてシンプル生活を送りたいのであれば、マタニティ服はできるだけ早く手放すのが賢明でしょう。
捨てるタイミングを逃してタンスの肥やしになってしまう前に思い切って断捨離するのがおすすめです。
今回は、マタニティ服を断捨離する時期、その時期に捨てる方法についてご紹介していきたいと思います。
これがわかれば、不要な妊婦服をスッキリ手放すことができるはずです。
マタニティ服は断捨離する時期を逃してしまいがち!早く捨てられない理由
妊娠中しか着る機会がないマタニティ服は持っていても不要。
だから断捨離してしまいたい!と思っても、なかなか早く捨てられないものです。
「思い出の妊婦服をすぐに捨てるのは寂しい」などと思ってしまい、タイミングを逃してしまうんですよね。
以下のような理由から、マタニティ服を早い段階で捨てるのは抵抗があるのではないでしょうか。
思い出が詰まっているからすぐに捨てるのは寂しい
マタニティ服を捨てるタイミングを逃してしまう理由は、思い出が詰まっているからです。
10ヵ月の妊娠期間はとても貴重な時間です。
特に中期~後期のお腹が大きくなってからの期間は、赤ちゃんの動きを感じるようになるので、とても幸せな時間ですよね。
だから、そんな時に着ていたマタニティ服は、思い出の詰まったすごく特別な服なんです。
妊娠、出産を頑張った自分と、生まれてきてくれた子供への気持ちが詰まっています。
そんな大事なマタニティ服をすぐに捨てるのは寂しいので、捨てるタイミングに迷ってしまうのでしょう。
また使うかもしれないからしばらく保管しておこうと思う
マタニティ服を捨てるタイミングを逃してしまう理由は、また使うかもしれないと思うからでしょう。
もしかしたら二人目、三人目の妊娠時に使うかもしれないと思うと捨てられませんよね。
マタニティ服は普通の服よりも高いものが多いです。さらに、毎日着るものなので何着も必要になりますよね。
だから、捨ててしまった後に二人目、三人目を妊娠したら、またイチから買うのはかなりの出費になるのです。
また、自分が使う予定がなくても、友達や姉妹などが妊娠した場合に譲れるかもしれないという理由で捨てずにとっている方もいるかもしれませんね。
そのように考えると「しばらくとっておこうかな」と思い、捨てるタイミングを逃してしまうでしょう。
流行に左右されないからすぐに捨てるのはもったいない
女性の服は、シーズンごと新しいトレンド服が登場しますよね。
数年前の服を着ると、もう古臭い感じになってしまいます。
だから「もう捨てるタイミングかな…」と思えるのです。
ところが、マタニティ服はあまりトレンド色が強くなく、ベーシックなデザインが多いんですよね。
数年前のマタニティ服でも、古臭さを感じることなく着ることができます。
そのため、「流行に左右されないデザインだから、まだまだ使えるかな」と思って、すぐに捨てられない方は多いでしょう。
また、妊婦服はファストファッションなどのプチプラ服に比べると高額なものが多いので、「流行に左右されないならとっておこう」という気持ちが強くなってしまいます。
このように、妊婦服は「思い出が詰まっているからすぐに捨てるのは寂しい」「また使うかもしれないからしばらく保管しておこうと思う」「流行に左右されないからすぐに捨てるのはもったいない」という理由から、捨てる時期を逃してしまう傾向にあります。
でも、マタニティ服は、出産して落ち着いたら、できるだけ早い時期に捨ててしまうのが賢明でしょう。
妊婦服を長く保管しておくと、様々なデメリットがあるからです。次の章で詳しく解説していきたいと思います。
マタニティ服は早い時期に断捨離したほうがいい!妊婦服を長く保管しておく問題点
不要なマタニティ服は早く捨ててしまうべきと思っても、思い出が詰まっていたり、また使えるかも、流行に左右されないからもったいない等と考えると、捨てる時期を逃してしまいますよね。
「しばらく保管してから捨てればいいかな」と思うかもしれませんが、妊婦服を長く保管しておいてもメリットはないでしょう。
以下のような問題点があるからです。
多くのスペースを占領してしまう
マタニティ服は、下着もトップスもボトムスもワンピースも、基本的に普段の服より大きいので、広いスペースを占領してしまいます。
また、普段の服と比べて、ボリュームのある特殊な形なので、きれいに畳めないんですよね。
他のボトムスと一緒に引き出しに入れると、マタニティのボトムスだけ大きさが違うからきれいに並べられなくてイライラしてしまいます。
さらに、妊婦服は着る期間は短いのですが、毎日着る物なので、数も多いはずです。
クローゼットもタンスの引き出しも、かなりのスペースを占領するので、長く保管していると邪魔になってしまいますね。
保管するのが大変
保管場所に困るだけでなく、保管するのも大変です。
長年着ていない服を出してみたら、染みになっていたり、シワになっていたりすることがありませんか?
普段の服は定期的に着ることで、同時に洗濯してお手入れもされた状態で保管しています。
マタニティ服はたまにしか着ない服なので、きちんと保管しなければなりません。
定期的に陰干ししたり、ブラッシングするなどお手入れが必要になります。
普段の服の管理だけでも大変なのに、いつ着るかわからないマタニティ服のお手入れするのはちょっと大変。
長く保管していると、不要な家事が増えてしまいますね。
次の妊娠の時に使うとは限らない
マタニティ服をすぐに捨てられない理由は、二人目、三人目が生まれた時に使えるからです。
捨てた後に妊娠したら、また一式揃える場合には、かなりのお金がかかります。
でも、マタニティ服は毎日着るのものなので、意外と劣化しているのです。
数年ぶりに出してきたら、けっこうヨレヨレでまた着る気にはならないかも…ということもあります。
また、二人目、三人目を妊娠した場合でも、妊娠する季節が違うと、全く着れない場合もあるんです。
一人目の時はお腹が大きい時が夏だったから夏物のマタニティばかりだけど、二人目は冬だった…という場合は、結局冬物のマタニティを買うことになりますね。
譲るのは難しい場合が多い
マタニティ服を誰かに譲ろうと思う方もいますが、意外とママ友同士の間でも、マタニティ服の貸し借りは気を遣うケースが多いです。
子供服なら気軽にお下がりができますが、マタニティ服の場合は抵抗がある方もいるので、気軽に譲ることはできないかもしれません。
普段着として着るとだらしなくなる
「マタニティ服を普段着にすればいい」と出産後も、マタニティ用のワンピースやチュニックなどを着る方もいます。
でも、やはりマタニティ服は普通の服とは違う特殊なデザインになっているので、出産後に着ると、不自然なシルエットになりだらしない印象になってしまうのです。
ダボっとした服ばかり着ていると、姿勢が悪くなったり、産後の体型戻りが遅くなってしまうかもしれませんね。
新しい服を買うスペースがなくなる
子供が生まれると、妊娠前に着ていたきれいめの服や若者向けの服は着れなくなり、子供と一緒に動きやすい服が必要になってきます。
妊娠前の不要になった服を捨てる方法は、こちらの記事「妊娠前の洋服を捨てる方法」で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。
ただでさえ不要な服が増える中、マタニティ服がいつまでも幅を利かせていると、新しい服を買って収納することができません。
このように、マタニティ服を長く保管しておくと様々なマイナス面があるのです。
だから、妊婦服はできるだけ早く断捨離して捨てることをおすすめします。
マタニティ服を早いタイミングで捨てられない理由、早く捨てないと生じるデメリットについてまとめてみましょう。
早い時期に捨てられない理由は以下になります。
- 思い出が詰まっているからすぐに捨てるのは寂しい
- また使うかもしれないからしばらく保管しておこうと思う
- 流行に左右されないからすぐに捨てるのはもったいない
早い時期に捨てないと生じる問題は以下です。
多くのスペースを占領する
- 保管するのが大変
- 次の子に使うとは限らない
- 譲るのは難しい場合が多い
- 普段着として着るとだらしなくなる
- 新しい服を買うスペースがなくなる
このような問題点を考えると、マタニティ服は早い時期に断捨離したほうが良いことがわかりますね。
でも、出産してしばらくは、ゆったりした妊婦服が必要になることもあるかもしれません。
目安の時期は「お子様の1歳のお誕生日まで」が良いでしょう。
出産して1年が経てば、体型が戻ってくるので妊婦服を着る機会はほぼなくなるはずです。
でも、問題は「思い出がある…」「また使うかも…」「もったいない…」と思ってしまうことですよね。
次の章では、このような問題を解消して、出産後1年以内に断捨離する方法を考えていきたいと思います。
マタニティ服は1年以内に断捨離するのがおすすめ!納得して断捨離する方法を解説
マタニティ服は長く保管しておくと、様々な問題が生じるため、できるだけ早い時期に断捨離して捨てるのがおすすめです。
体型が戻ってくる「お子様の1歳の誕生日」までの時期に捨てると良いでしょう。
でも、「思い出がある…」「また使うかも…」「もったいない…」と思うと、早く捨てることができないんですよね。
この問題のうち「また使うかも…」については、上の章でご説明したように、意外と可能性は低いです。
マタニティ服は着倒していることがほとんどなので劣化している場合が多く、季節もピッタリ合わないと使うことができません。
友人に譲る時にも気を遣うものなので、無理にお下がりする必要はないかもしれません。
それでは「思い出がある…」「もったいない…」についてはどんな解消方法があるのか見ていきましょう。
写真に撮ってから手放す
まずは「思い出が詰まっているからすぐに捨てるのは寂しい」を解消して、1年以内に断捨離する方法です。
マタニティ服を捨てる時に、最も抵抗を感じるのは、思い出がなくなってしまいそう…ということですよね。
もちろん思い出として残すことは素敵なことですが、そのせいで服がギュウギュウでストレスになっていたり、新しい服が買えないなど、あなたの今の生活を圧迫しているなら別です。
思い出がなくなるリスクよりも、今の生活を快適にすることを優先にしたいですね。
また、服がなくなっても、思い出が消え去るわけではありません。記憶の中にずっと残っていくでしょう。
そのためには、手放す前に写真を撮っておくのが効果的です。
思い出の服用のBOXなどに保管する方法もありますが、嵩張るマタニティ服は写真に撮って手放すのが賢い方法と言えるでしょう。
スマホ1つで簡単にできるメリットもあります。
マタニティ服を一枚ずつきれいに広げて丁寧に写真で撮影していきましょう。
じっくり写真を取ると、気持ちの整理をしながらお別れすることができるので、おすすめの方法です。
上手く写真を取るポイント
上手く写真を撮るポイントは、晴れた日の午前中に撮影すること。
午前中の自然光の中だと柔らかく優しい雰囲気の写真が撮りやすくなります。
マタニティ服だけだと寂しい場合は、子供服と一緒に撮ると素敵になるのでおすすめです。
写真を撮るデメリット
この方法は基本的に写真に撮ったら全て手放す断捨離方法なので、マタニティ服が1枚も残らないという難点があります。
全て捨ててしまうのは悲しすぎる…という方は、トップスなど嵩張らない服だけ残しておく、もしくは次にご紹介する「リメイクして残す」を試してみてくださいね。
リメイクして残す
こちらも「思い出が詰まっているからすぐに捨てるのは寂しい」を解消して、1年以内に断捨離する方法です。
マタニティ服が全く手元に残らないのは寂しいという方はぜひ、リメイクして残しましょう。
子供の簡単なバックや、ゴムを入れるだけのスカートやズボンなら比較的簡単にリメイクすることができます。
裁縫が得意な方は、子供のワンピースやブラウスなどにリメイクするのも素敵ですね。
子供服はすぐにサイズアウトしたり汚れて着れなくなりますが、リメイクした服なら思い切り着倒すことができるでしょう。
リメイクすることで、クローゼットの奥で保管しておくよりも、普段目にすることができるのでおすすめの方法です。
ちょっと子育てに疲れた時も、マタニティ服をリメイクした服を着た子供を見ると、妊娠中を思い出して、より子供が愛おしくなるはずです。
上手くリメイクする方法
リメイクするなら、柄物やカラフルなマタニティ服を使うと良いでしょう。
かわいい柄の服なら、子供の髪飾りやランチョンマットなどの小物がおすすめ。簡単におしゃれに仕上げることができます。
リメイクするデメリット
リメイクは、裁縫が苦手な方には面倒というデメリットがありますね。
裁縫は苦手だしミシンも持っていない…という方は、もっと簡単な方法もあります。
100均でも売っている裁縫ボンドを使えば、コースターやランチョンマットくらいなら簡単に作ることができます。
小物にしてしまえば、長く使うことができるので、ずっと思い出を大事にすることができますね。
フリマアプリで出品する
次に「流行に左右されないからすぐに捨てるのはもったいない」の解消して、1年以内に断捨離する方法を考えます。
マタニティ服は高いものが多く、流行に左右されないものが多いので、確かに捨てるのはもったいないです。
そこでおすすめなのが、フリマアプリで売ってお金にすること。
高かったマタニティ服、定番デザインのマタニティ服は意外と高く売れることがあるのでおすすめです。
フリマアプリは簡単に出品できるところが魅力。
スマホで写真を撮り、商品のコメントなどを入力するだけで簡単に出品することができます。
写真を撮ったり、アプリを活用するのが好きな方は、一度フリマアプリを試してみると「楽しい!」とどんどん試してみたくなるかもしれません。
マタニティ服以外にも色々出品してお小遣い稼ぎができるかもしれませんね。
上手くフリマアプリを利用するコツ
相場をチェックして、高すぎず安すぎないちょうど良い値段設定にするのがポイント。
高すぎてもなかなか売れず、安すぎると損をしてしまいますので、ちょど良い価格設定をするのが大事です。
また、流行に左右されにくいマタニティ服ですが、シーズンがズレると売れにくくなります。
真夏に冬用のマタニティ服を出品してもなかなか売れません。季節に合わせて出品することがポイントですね。
フリマアプリのデメリット
フリマアプリは梱包して発送するなど、売れてからの処理が結構大変というデメリットがあります。
小さいお子様がいると、なかなか時間が確保できないママは多いでしょう。
そのような面倒な作業をしたくないなら、次にご紹介する「買取サービス」がおすすめです。
買取サービスを利用する
こちらも「流行に左右されないからすぐに捨てるのはもったいない」を解消して早い時期に断捨離する方法です。
捨てるのも、リメイクするのも、フリマアプリも面倒…という方は、買取サービスを試してみてはいかがでしょうか。
買取サービスと一口に言っても色々な方法があります。
近所の総合リサイクルショップに売る方法。
洋服専門の査定員に家に来てもらい買取してもらう方法。「出張買取」サービスですね。
また、最近流行っているのが、段ボールに売りたい服を入れて買取業者に送るだけの「宅配買取」サービスです。
買取サービスは基本的に無料で利用することができて、利用しやすい方法を選べば手間もかかりません。
子育てに忙しいママでもストレスなくマタニティ服を売ることができるでしょう。
買取サービスを上手く利用するコツ
店舗買取、出張買取、宅配買取の買取サービスがありますが、子育て中のママにおすすめなのは、宅配買取です。
申し込みをすると、段ボールなどの回収キットが送られてくるので、売りたいマタニティ服を入れて集荷してもらるだけ。
あとは査定結果を待つだけになるので、家から一歩も出ずに売ることができるのです。
楽に買取サービスを利用したいなら、宅配買取を賢く利用しましょう。
買取サービスのデメリット
ただし、全ての買取サービスがマタニティ服の買取を行っているわけではないというデメリットがあります。
レディース服だけ、子供服だけ、という買取サービスが多いのでご注意ください。
「マタニティ服 買取」で検索してみると、妊婦服を積極的に買取しているお店の情報がわかりますので、チェックしてみてくださいね。
マタニティ服を1年以内に断捨離する4つの方法まとめ
このように、写真に撮る、リメイクする、フリマアプリで売る、買取サービスで売るという方法で、マタニティ服への思い出や、もったいないという気持ちに折り合いをつけながら、手放すことができるでしょう。
だから、早い時期でも納得して断捨離することができるはずです。
マタニティ服は数も多く、ボリュームがある服が多いので、一気に捨てるとクローゼットもタンスの引き出しも、一気にスペースに余裕ができます。
断捨離のスッキリ効果が出やすいのです。
出産後の子育て時期は何かとイライラしてしまうことが多いもの。
そんな時に、クローゼットやタンスがスッキリした状態になると、イライラした気持ちが軽減されるでしょう。
逆に、早い時期に断捨離しないと、捨てる時期を逃してしまうでしょう。
ずっとタンスの肥やしになってしまうのは避けたいですね。
マタニティ服は早い時期に断捨離しよう!出産後1年を目安に捨てるのがおすすめです
今回は、捨てるタイミングが難しいアイテムの一つであるマタニティ服の断捨離時期について考えてきました。
妊娠という貴重な時間を共にしたマタニティ服は、他の服とは違う思い出深さがあります。
でも、マタニティ服は数も多く、ボリュームもあるので、他の服の邪魔になっているのも事実ですよね。
思い出や、また使うかも…という理由だけで、長く保管しておくのはおすすめしません。
出産後1年を目安に、できるだけ早い時期に断捨離すると良いでしょう。
捨てることに抵抗があるなら、リメイクしたり、売ったり、寄付する選択肢もあります。
写真に撮っておけば、いつでも懐かしい思い出に浸ることもできますね。
捨てるタイミングを逃してタンスの肥しにならないように、思い切って断捨離するのがおすすめです。