無駄な服を手放してシンプル生活を送りたいと思っても、断捨離って難しいですよね。
不要な服はたくさんあっても、処分方法に迷ってしまうからではないでしょうか。
断捨離して手放す服は、ゴミとして捨てるのが一番シンプルで簡単な処分方法ではありますが、もったいない気持ちになりますよね
それでは売るのはどうでしょうか。
最近はフリマアプリやネットオークションなど、様々な方法で売ることができますが「本当に売れるかな…」「手続きが大変そう…」と思ってしまうと、なかなか重い腰が上がりません。
断捨離を成功させるためには「捨てるか」「売るか」という処分方法をしっかり決めておくことが大事です。
そうすれば「この服は売ることにすれば手放してもいいかな」などと判断しやすくなるでしょう。
今回は、断捨離した洋服は捨てるべきなのか、売るべきなのか検証していきたいと思います。
簡単な方法を選ぶなら捨てるのが良いでしょう。捨てられない服は買取サービスを利用するのがおすすめです。
断捨離はした洋服は捨てる?売る?双方のメリットデメリットを検証!
断捨離する目的は、あまり着なくなった不要な服をまとめて処分することです。
そうすることで、今のあなたにピッタリの服だけが残るので、毎日おしゃれを楽しめるようになります。
実際に断捨離してみると、流行遅れの服、サイズ感が合わなくなった服、年齢的に合わなくなった服など、もう不要だと思える服がたくさん出てくるでしょう。
でも、問題はその不要な服をどうやって処分するか、ですよね。
捨てるのは簡単ですがもったいない。売るのはお金になるけど面倒。だから、どっちがいいか迷ってしまいますよね。
捨てるべきか売るべきかわからないと、せっかく断捨離した服も処分できません。
どちらの方法で処分すればいいのか知るために、捨てる場合のメリットデメリット、売る場合のメリットデメリットを検証してみたいと思います。
断捨離した服を捨てるメリットデメリット
服の処分方法として一番に思い浮かぶのは、ゴミ袋に入れて自治体のゴミとして捨てる方法でしょう。
服が破けてしまったり、汚してしまった時に、ゴミとして処分した経験がある方は多いはずです。
断捨離した服を捨てる処分方法には、どんなメリットデメリットがあるか見てみましょう。
メリット
服は基本的に燃えるゴミとして処分することができます。
指定のゴミ袋に入れてゴミ集積場の出すだけなのでシンプルで簡単な方法と言えますね。
手続きや申し込みなどの手間は一切ありません。
自治体のゴミ分別ルールによって異なりますが、週に2回は燃えるゴミの日があるケースが多いでしょう。
いつ断捨離しても、すぐに服を処分できる気軽さが大きなメリットと言えますね。
デメリット
ファスナーが壊れてしまったスカートや、シミがついてとれなくなったブラウスなど、着れない状態になった服を捨てる時は、諦めて捨てることができるでしょう。
でも、断捨離で捨てる服は、まだ着れる状態の服もありますよね。
流行遅れやサイズアウトしている服でも、あまり着ていない服や汚れが目立たない服は、そのままゴミとして捨てるのはもったいない感じがしてしまいます。
まだ着れる状態の服を捨てることへの罪悪感が大きなデメリットと言えるでしょう。
このように、「捨てる」処分方法は、簡単に燃えるゴミとして処分するだけという簡単さ、燃えるゴミの日ならいるでも処分できるメリットがありますが、もったいない罪悪感があるという大きなデメリットがあるのです。
断捨離した服を売るメリットデメリット
最近は中古服に抵抗を感じるととなく利用する方が増えています。
だから、捨てるのがもったいないなら売ってみようとも思う方が増えています。
フリマアプリやネットオークションで服を売ることは、すっかり定番になっていますよね。
その他、店舗買取や出張買取などの買取サービスも根強い人気があります。
売りたい服を段ボールに入れて送るだけの宅配買取も人気です。
断捨離した服を売る処分方法には、どんなメリットデメリットがあるか見てみましょう。
メリット
服をゴミとして捨ててしまうのではなく、売ることが誰かに使ってもらうことができます。
だから「まだ着れる服を捨ててしまう罪悪感」が軽減されるのが大きなメリットと言えますね。
さらに、上手くいけば高価買取が期待できる点もメリットと言えるでしょう。
捨てるはずの服に値段がついたら嬉しいですよね。
デメリット
売ってお金を手にするためには、手間と時間はかかってしまいます。
特にフリマアプリやネットオークションは高く売れる場合もあるのですが、その分手間と時間がかかります。
出品から梱包、発送まで全て自分で行うことになるのです。
さらに、もし売れない場合はそのままずっと服を処分できずに待つことになるリスクもあります。
また、様々な買取方法があるので、どれを選べばよいか迷ってしまうことも難点と言えますね。
ここまで、断捨離した服を捨てるメリットデメリット、売るメリットデメリットを比べてみました。
まとめると以下になります。
捨てる | 売る | ||
---|---|---|---|
メリット | デメリット | メリット | デメリット |
・燃えるゴミとして捨てるので簡単 ・いつでも処分できるので簡単 |
・罪悪感がある | ・罪悪感が軽減される ・高く売れる場合もある |
・手間と時間がかかる ・買取方法を選ぶのが面倒 |
このように、捨てるほうが簡単で手間も時間もかかりませんが、まだ着れる服を捨てる罪悪感を感じるという大きなデメリットがあるのです。
一方、売るほうは、手間と時間がかかり、買取方法を選ぶのが面倒というデメリットがありますが、罪悪感が軽減される大きなメリットがあります。
さらに、上手く売ることができれば高く売れる場合もあるというメリットもありますね。
断捨離した服がボロボロの服ばかりなら、罪悪感なく捨てることができるでしょう。
でも、「まだ着れる状態の服が多くてもったいから捨てられない!」という場合は、売る方法を検討するといいですね。
売るほうが、捨てるより基本的に手間と時間がかかります。
でも、その中でも手間と時間がかかりにくいのは「買取サービス」にまとめてお願いする処分方法でしょう。
次の章では買取サービスについて詳しく解説していきたいと思います。
洋服断捨離した服の処分方法は買取サービスがおすすめ!各サービスの処分方法について詳しく解説
洋服断捨離をした服を捨てられないという方は、買取サービスを利用するのが賢い方法です。
買取サービスというと、近所のリサイクルショップのような店頭買取が思い浮かびますが、最近は、宅配買取サービスや出張買取サービスも充実しているんです。
買取サービスを上手く活用することが、断捨離成功のカギになると言っても過言ではありません。
そのためには、まずあなたに合った買取サービスを選ぶことが大切です。
買取サービスは、店頭買取、出張買取、宅配買取の3つがあります。
それぞれのメリットデメリットを知り、利用しやすいサービスを選んでいきましょう。
店頭買取のメリットデメリット
従来の買取サービスと言えば、店頭買取ですよね。
お店に服を持ち込んで、その場で査定してもらうシステムです。
査定額に納得すればその場で現金を受け取ることができます。
もし納得できない場合は、そのまま持ち帰ってもOKです。
メリット
宅配買取や出張買取と違い、店舗を構えているので「どんな会社が運営しているんだろう…」という不安がありません。
お店や査定員の雰囲気が一目でわかるので、安心して利用できるでしょう。
予約や申し込みなどの手続きがないので、好きな時にフラッと服を売りに行けて、すぐに現金に変えられる気軽さもあります。
査定額に納得できない場合は、その場で交渉したり、査定の基準などを聞くこともできるので、納得した上で判断できるところもメリットと言えますね。
デメリット
店頭買取は、近くに店舗がなければ利用できないという大きなデメリットがあります。
遠い店舗の場合は、ガソリン代や電車代などの交通費がかかってしまいます。
買取額よりも交通費のほうが高かった…なんて失敗もあるでしょう。
また、断捨離した大量の服を持ち込む時は、持ち運びが大変というデメリットもありますね。
売りたい服が多かったり、お店が混んでいると、待たされてしまうところも難点です。
一番のデメリットはエリアが限定されていることです。
近くに店舗があれば利用できますが、ない場合はそもそも利用することは難しいです。
また、店まで服を運ぶ必要があり、交通費もかかります。
お金も労力も必要になるところが難点ですね。
おすすめな人
このメリットデメリットを踏まえて店頭買取がおすすめなのは以下のような人になります。
- 近くに店舗がある人
- 自分のペースで売りにいきたい人
- すぐに現金化したい人
- 直接交渉や質問がしたい人
- 売る服の量が少ない人
- 時間に余裕がある人
このような方は、店頭買取を利用して満足できるでしょう。
近くに店舗がない、売りたい服が大量にあるから持ち運びが大変、時間がない方は、出張買取、宅配買取を検討すると良いでしょう。
出張買取のメリットデメリット
出張買取は、査定員に自宅に来てもらい査定してもらう買取方法です。
事前に電話などで事前予約をした上で、当日来てもらう流れが一般的。
その場で査定してもらい、査定結果に納得できればその場で現金を受け取ることができて、納得できない場合は、キャンセルして帰ってもらうことになります。
キャンセルした場合でも、出張料や査定料などの費用はかからないのが一般的です。
スピード対応を売りにしている買取ショップの場合は、予約してすぐに来てくれる場合もありますが、混雑しているとなかなか予約がとれない場合もあります。
メリット
出張買取は、自宅で待っているだけで、服を持ち運んだり梱包する手間がないメリットがあります。
目の前で査定してもらえるので、値段交渉をしたり質問することもできるので安心です。
その場ですぐに現金が受け取れるメリットもありますが、金額が高くなる場合は後日銀行振込になるケースもあります。
また、自宅で査定してもらえるので、売るつもりがなかった服もついでに査定してもらえるというメリットもあります。
デメリット
査定員が家に来てくれるのは便利ですが、断捨離をして散らかった部屋に上がってもらうのは気が引けてしまう…という方もいるでしょう。
あまり他人を家に入れたくないという方には、査定員が訪問するのはデメリットに感じますね。
また、査定員がわざわざ来てくれるので、もし査定額に納得できない場合も断りにくいというデメリットもあります。
おすすめな人
このメリットデメリットを踏まえて、出張買取がおすすめな人は以下のようになります。
- 大量に売りたい服がある人
- 目の前で査定してほしい人
- 直接交渉や質問がしたい人
- すぐに現金化したい人
- 家中の服を査定してほしい人
- 他人が家に入ることに抵抗がない人
このような方が出張買取が向いているでしょう。
ただし、家に他人に入ってほしくない人、キャンセルしにくい人は、宅配買取や店頭買取がいいですね。
宅配買取のメリットデメリット
宅配買取は最近増えている買取方法です。
申し込みをすると専用の段ボールやバッグが届き、その中に売りたい服を入れて買取ショップに送るだけ。
査定が終わると、電話やメールで連絡がくるので、査定額に納得できたらそのまま売り、後日指定口座に入金になります。
納得できない場合は、返却してもらうこともできます。
こちらから服を送る時には送料無料になりますが、返却する場合の送料は有料になるのが一般的です。
メリット
宅配買取は、出張買取を予約したり、お店の営業時間内に行く必要がないので、好きな時に自分のペースで利用できるメリットがあります。
査定員と対面する必要もなく、メールのやりとりだけ完結するので気軽に利用することができるのです。
また、基本的に全国どこからでも利用できるので、近くに買取ショップがない方、出張買取の対応エリア外の方には嬉しいメリットですね。
デメリット
宅配買取は自分で売りたい服を梱包して発送することになるのですが、断捨離して大量に服がある場合には大変というデメリットがあります。
また、自分で段ボールを準備しなければならない買取ショップもあります。
非対面で完結するのは嬉しいですが、値段交渉したり、質問しにくいデメリットがあります。
メールや電話でやりとりすることはできますが、直接話した方がいい方は、利用しにくさがあるでしょう。
また、その場で現金化されないこと、返送してもらう場合は送料がかかるデメリットもあります。
おすすめな人
このメリットデメリットを踏まえて、宅配買取がおすすまな人は以下のようになります。
- 好きな時に利用したい人
- 非対面で済ませたい人
- 近所に店舗がない人
- 出張買取エリア外の人
- すぐに現金化する必要がない人
このような方は宅配買取がおすすめです。
ただし、直接交渉したい人、すぐに現金を手にしたい人は、店頭買取、出張買取が向いているでしょう。
各買取サービスの処分方法まとめ
ここまで、断捨離した服を処分する方法として、店頭買取、出張買取、宅配買取について詳しくご説明してきました。
メリットデメリット、おすすめな人についてまとめると以下になります。
買取方法 | 店頭買取 | 出張買取 | 宅配買取 |
---|---|---|---|
メリット | ・店舗があるので安心感がある | ・自宅で待っているだけでいい | ・好きな時に利用できる |
・好きな時に売りに行ける | ・目の前で査定してもらうので安心 | ・全て非対面で完結する | |
・すぐに現金が受け取れる | ・交渉や質問ができる | ・全国どこでも利用できる | |
・交渉や質問ができる | ・すぐに現金が受け取れる | ||
・他の服も査定してもらえる | |||
デメリット | ・近くに店舗がないと利用できない | ・査定員が家に入る | |
・交通費がかかる | ・キャンセルしにくい | ・梱包するのが大変 | |
・持ち運びが大変 | ・交渉、質問がしにくい | ||
・待たされることがある | ・すぐに現金化できない | ||
・返却時は送料がかかることがある | |||
おすすめな人 | ・近くに店舗がある人 | ・大量に売りたい服がある人 | ・好きな時に利用したい人 |
・自分のペースで売りにいきたい人 | ・目の前で査定してほしい人 | ・非対面で済ませたい人 | |
・すぐに現金化したい人 | ・直接交渉や質問がしたい人 | ・近所に店舗がない人 | |
・直接交渉や質問がしたい人 | ・すぐに現金化したい人 | ・出張買取エリア外の人 | |
・売る服の量が少ない人 | ・家中の服を査定してほしい人 | ・すぐに現金化する必要がない人 | |
・時間に余裕がある人 | ・他人が家に入ることに抵抗がない人 |
あなたが利用しやすいのはどの買取サービスか考えてみてくださいね。
利用するメリットが多いサービスを選んだら、信頼できる買取ショップを選ぶことが大切です。
こちらの記事「店頭買取、出張買取、店頭買取のおすすめショップ」では、当サイトが厳選した失敗のないショップをリストアップして紹介していますので、ぜひご参考ください。
断捨離した服は、このような買取サービスで売ることを決めておけば、「服が捨てられない…」と悩むことがなくなるでしょう。
買取ショップで売ることができなかった服は捨てる!基本は燃えるゴミとして処分しましょう
断捨離した服のうち、まだ着れる状態の服は、ここまでご紹介してきたような買取サービスを利用して売ると良いでしょう。
ただし、買取サービスでは買取不可の服は返却されることがあります。
その場合は、諦めてゴミとして捨てるようにしましょう。
一般的に洋服は燃えるゴミとして捨てることができます。
ゴミ袋に入れて、他のゴミと一緒に捨ててOKです。
ただし、金具がついている服など、自治体の規定によっては燃えるゴミではない場合もあります。
自治体のHPのゴミ分別情報をチェックしてから捨てると安心ですね。
ファスナーやチャックなどの金具がついた服の一般的な捨て方は、こちらの記事「断捨離した服の金具の処分方法について」で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。
また、断捨離すると大量の服を捨てることになる場合もありますが、ゴミ置き場に何個もゴミ袋を出してしまうと、周りの方の迷惑になってしまうかもしれません。
何袋もある場合は、数回に分けて出すといいですね。
ゴミの分別方法については、こちらの記事「断捨離した服を捨てる時は何ゴミに分別すべき?」で詳しくご説明したいと思いますのでぜひご覧ください。
断捨離した洋服の処分方法は買取がおすすめ!売れる服は売る、売れない服は捨てると判断しましょう
断捨離した服は、処分に困りますよね。
まだ着れる状態の服を捨てるのはもったいないし、大量の服を捨てるのも大変です。
そこでおすすめしたいのが、買取サービスを利用することです。
店頭買取、出張買取、宅配買取の中から、あなたにマッチしたサービスを選びましょう。
今回ご紹介したメリットデメリットを参考に、あなたが利用しやすい方法で売ると良いでしょう。
売れる状態ではない服、買取不可を判断された服は、諦めて捨てる決断をしてください。
大半の服を買取サービスで売ってしまえば、ゴミとして捨てる服は少なくなるので、簡単に捨てることができるでしょう。