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洋服断捨離は捨てる服じゃなく残す服が大事⁉ときめき服を残すと上手くいく理由とは

断捨離ブームの中、捨てることに対する意識が高まり、「こんな服は捨てるべき」というメソッドがたくさん登場しています。

でも、同時に注目されているのが、どんな服を残すのかということ。

数年前に世界で最も知られる日本人の一人となった、片づけコンサルティングの「こんまり」こと近藤麻理恵さんが提案する、ときめく服だけ残すという考え方が改めて注目されています。

ときめき服だけを選んでいくと、自然と自分にぴったりの服だけが残っていくという魔法のようなメソッドなんです。

でも、このときめき服、実際に選んでみようと思うと意外と難しいんですよね。

そこで今回は、ときめき服を選び、ときめかない服を捨てる方法について考えていきたいと思います。

まずは、ときめき服を基準に断捨離するメリットを考えて、ときめき服を残す重要性を知ることが大事です。

その上で、ときめき服とは具体的にどんな服なのか考えていきたいと思います。

洋服断捨離で大事なのは「捨てる服」より「残す服」!でもその基準がわからない

捨てる服が決まらない!洋服断捨離で難しいのは捨てる服を選ぶ基準

断捨離には、「断=不要なものを断つ」「捨=不要なものを捨てる」「離=ものへの執着から離れる」という意味があります。

つまり、断捨離とは、不要なものを絶ち、捨てること。それにより、ものに執着せずに生きていけるようになるということです。

このように、断捨離イコール「捨てる」という意識が強いので、ついつい「どんな服を捨てるべきか」「もっと捨てられる服があるはず」などと「捨てる」ことばかりを考えがち。

でも、本当に断捨離を成功させるためには、「残す服」が重要なのです。

たくさんの服を捨てることができれば、クローゼットの中はスッキリするので断捨離成功のように見えます。

でも、残った服はあまり好きじゃない服ばかりだったら、おしゃれを楽しめないですよね。それでは断捨離成功とは言えません。

そのような断捨離失敗を防ぐためには、「残す服」を優先的に考える必要があるのです。

大好きでおしゃれな服ばかりを残すことができたら、断捨離成功と言えます。

でも、大量にある服の中から残す服を選ぶのは結構大変なことですよね。

「この服は好きだけど、ちょっと流行遅れかな」「この服はあまり好きじゃないけどもらった服だから捨てられない」など、1着1着に迷いが生じてしまうもの。

だから、どんな服を残すべきか基準となるものが必要になるのです。

その基準としたいのが、こんまりさんが提案している「ときめく服」。

服を選ぶ基準を「あなたの気持ち」にフォーカスし、ときめきを感じる服だけを選んでいく。

そうすれば、クローゼットの中はあなたの好きな服ばかりになり、毎日ハッピーな服で過ごすことができるというものです。

「残す服」の基準はときめきが大切!でも目的と基準が曖昧だと進まない

ところが、この一見簡単そうに見える「ときめき服」。実は判断基準が難しいんですよね。

「ときめきって何?」と思ってしまうと、思考が止まってしまい、ときめき服選びは進みません。

だんだん「どうしてときめき服を選ぶ必要があるの?」と、目的もわからなくなってきてしまうでしょう。

ときめき服がわからない→ときめく服を選ぶのが面倒→そもそも、ときめく服にこだわる意味ってある?となってしまうんです。

でも、ときめき服を残すことが断捨離成功への近道になることは間違いありません。

だから、ときめき服の目的と基準をハッキリさせて、上手く選べるようにしていきましょう。

次の章では、ときめく服の目的を明確にするために、「ときめき服を残すとどんなメリットがあるのか」について具体的に考えていきたいと思います。

断捨離後にハッピーになれる!あなたに必要な服を残せることが「ときめき服」のメリット

断捨離後にハッピーになれる!あなたに必要な服を残せることが「ときめき服」のメリット

断捨離をしようと思ったら「さあ、どんな服を捨てようか」と考えますよね。

でも、洋服を1枚ずつチェックすると、捨てたいけど捨てられない服がたくさん出てくるでしょう。

「捨てたいと思うけど、高かった服だから捨てられない」

「捨てたいど思うけど、もらった服だから捨てられない」

「捨てたいと思うけど、買ったばかりだから捨てられない」

このように、〇〇だから捨てられないと思いがちです。

○○だから…という気持ちが、断捨離の邪魔をしてしまうのです。

この〇〇について考えてみてください。服に対する客観的なものがほとんどですよね。

パッと服を見て思う「可愛い!」とか「着てみたい!」という主観的な気持ちじゃなく、冷静に見て「この服って高かったよな…」「この服ってあの人にもらったんだよな…」「この服ってこないだ買ったばかりだよな…」という客観的な気持ちではないでしょうか。

このような客観的な気持ちで「捨てる服、残す服」を判断しているから、あなたのクローゼットの中には「一応とってあるけどあまり着ない」という不要な服ばかりが溢れてしまうんです。

そして、ここからが重要です!

この服に対する客観的な気持ちを排除して、主観的な気持ちに集中させてくれるのが「ときめく服」なんです。

この服は「ときめくか」「ときめかないか」。

それだけを考えることに集中すると、「高かったから…」という客観的な気持ちが邪魔をすることがありません。

そして、本当にあなたに必要な服だけを残せるようになります。

これが、断捨離してときめき服を残すメリットなのです。

ときめき服の基準は恋と似てる⁉5つのときめきポイント

5つのときめきポイント

断捨離してときめき服だけを残し、それ以外の服を捨てることで、本当にあなたに必要な服だけを残せる。

それは、ときめき服には、客観的な気持ちではなく、主観的な気持ちで服を選ぶことに集中できるから。ということがおわかりいただけたと思います。

これで、「どうしてときめき服を選ぶ必要があるの?」という迷いはなくなってきますね。

でも、ときめき服の目的はわかっても、その基準が曖昧だと上手く進みません。

ここからは、ときめき服の判断の仕方について考えていきましょう。

服に対する「ときめき」がわからない方は、恋する気持ちをイメージしていただくとわかりやすくなります。

「その服を着る=好きな人と一緒にいる」というイメージです。

この恋する気持ちで考えると、以下5つのポイントが挙げられます。

  • 気持ちが上向きになる
  • 気持ちが前向きになる
  • 自分に自信が持てるようになる
  • 元気になれる
  • キュンとする

この5つは、恋をしている時、好きな人と一緒にいるといると湧き上がってくる感情ですよね。

このような気持ちが持てる服を探せば、ときめき服がわかってきます。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

気持ちが上向きになる服

ときめき服を着ると、自然と気持ちが上向きになります。

好きな人と一緒にいると気持ちが上がるのと同じ感覚ですね。

その服を着ると、気分が良くなる、テンションが上がる、ワクワクする、という服は、ときめき服ということです。

気持ちが前向きになる服

ときめき服を着ると、気持ちが前向きになります。

好きな人といると、ちょっと大変な勉強や仕事でも前向きになりませんか?

服も同じように、その服を着ると、何でも頑張れそう!と前向きになるということがあります。

そのような服はときめき服と言えますね。

自分に自信が持てるようになる服

ときめき服を着ると、自分に自信が持てるようになります。

自分に自信がないな…と思っていた人でも、素敵な人と一緒に過ごすようになると、なんだか自信が持てるようになりませんか?

服も同じように、これを着ると自信を持って仕事に行ける!自信を持ってデートに行ける!という服がありますよね。

そんな服がときめき服なんです。

元気になれる服

ときめき服を着ると、元気がない時でも元気が出てきます。

恋も同じですよね。落ち込んでいる時でも、好きな人の顔を見たり声を聞くと元気になれます。

気持ちや体が疲れている時でも、この服と着ると1日元気に頑張れる服は、ときめき服と判断すると良いですね。

キュンとする服

最後は、手にとった時、着た時にキュンとする服。

これはまさに恋する気持ちと同じですね。好きな人を見てキュンとする、あの気持ちです。

服に対してキュンとする気持ちを持てたら、それは間違いなくときめき服でしょう。

ときめく服を選びましょうと言われてもちょっとわかりにくいかもしれませんが、このように、もう少し具体的に基準を考えてみると、ときめき服がわかりやすくなります。

「元気がない時にこれを着ると元気が出るか」「プレゼンがある時この服を着ると自信がもてるか」などと、色々な角度からときめき服を判断してみると良いですね。

ときめき服を選ぶ4ステップ!視覚と触覚で選ぶことが大切

ときめき服を選ぶ4ステップ!視覚と触覚で選ぶことが大切

ときめく服の目的、基準についてご説明してきました。

これで、ときめく服を選んで、それ以外の服を捨てるという断捨離ができそうですね。

最後に、実際にどうやってときめき服を選んでいけば良いのか、簡単3ステップをご紹介したいと思います。

ものを判断する時は五感をフル活用すると上手くいきますが、服を選ぶ時に必要なのは、視覚と触感です。

この2つの感覚を意識して以下の3ステップを実行すると、上手くときめき服が選べるようになります。

  • ステップ1:視覚で判断する
  • ステップ2:手で触ってみて触感で判断する
  • ステップ3:着てみて視覚と触感で判断する

でも、この方法だと、主観で選び過ぎて、着回る服が少なくなる恐れがあります。
そこで、以下のステップも加えることがポイントです。

  • ステップ4:上手く着回せるかチェックし、追加する

この4ステップで、ときめき服を上手に選んでいきましょう!

詳しくご説明していきますね。

1ステップ:視覚で判断する

まず、その服を目で見て判断してください。

パッと見て、ときめくポイントがあればときめき服と判断して、残す服にしましょう

2ステップ:手で触ってみて触感で判断する

パッと見て判断できない場合は、手に取って触ってみることが大切です。

ふんわりした生地や、サラっとした生地などは、触ることでときめきを感じることができますね。

このサラっとしたシャツなら、一日テンションが上がりそう!などとい服はときめき服です。

触ってみてときめくポイントがあれば、ときめく服として残しておきましょう。

3ステップ:着てみて視覚と触感で判断する

見ても触っていても、いまいち判断できない…という服は、ぜひ着てみましょう。

ただ見たり触ったりしただけでは判断できない服も、着てみて鏡で全身を見るとときめくポイントが見えてくるかもしれません。

見ただけ、触っただけではわからなかったけど、着てみたらすごく似合う、このワンピースなら自信をもってデートに行けそう!という服はときめく服になりますね。

着てみてときめくポイントを見つけることができたら、ときめく服と判断して間違いないす。

4ステップ:上手く着回せるかチェックし、追加する

ときめき服を選ぶ3ステップをご紹介してきましたが、この方法には一つ難点があります。

それは、ときめく服を主観的に選んでいくと、コーディネートができなくなる可能性があるということです。

ときめくことを基準に選んでいくと、「柄もの服ばかり残ってしまった」「着回しにくい服ばかり選んでしまった」「プライベート用の服ばかり選んでしまった」などの失敗があるんです。

そこで、最後のステップでは、選んだ服で上手く着回せるかチェックして、足りないアイテムがあったら追加しましょう。

着回しにくいときめき服には相棒アイテムを見つけておく

どんなにときめく服でも、トップスもボトムスも柄ものばかりではコーデできません。

ボーダーのTシャツに花柄のスカートは合わせられないですよね。

着回しにくい柄やカラーの服ばかりが残ってしまうこともあります。

この失敗を防ぐためには、ときめく服を選んだら、それぞれのコーディネートを考えることです。

例えば、ときめく服として花柄のスカートを選んだけど、これに合うときめくトップスはない。

この場合は、「ちょっとときめきは感じられなかったけど、この花柄スカートに合う黒いトップスをとっておくことにしよう」などと、追加しましょう。

ときめく服のコーディネートを考えて、もし組み合わせる服がない場合は、組み合わせやすい服を追加しておくと安心ですね。

1週間着回せるようにしておく

ときめく服を選んでいたら、デートにピッタリの服ばかり残してしまい、これじゃ会社に着ていく服がない!となってしまうことがあります。

ときめく服を一通り選んだら、それらの服で1週間過ごせるかイメージしてみてください。

平日のオフィス服、休日のデート服、ちょっと買い物に行く服など、1週間過ごせる服があればOK。

なければ、ときめかなかった服をもう一度チェックして、ときめきポイントがある服を探しましょう。

もし、どうして見つからない時は、新しくときめく服を買う、という選択肢もありですね。

ときめき服を選ぶ4ステップまとめ

ここまで、ときめき服を選ぶ流れをご紹介してきました。

まとめると以下になります。

  1. ステップ1:視覚で判断する
  2. ステップ2:手で触ってみて触感で判断する
  3. ステップ3:着てみて視覚と触感で判断する
  4. ステップ4:上手く着回せるかチェックし、追加する

このような流れでときめき服をどんどん見つけていくことができます。

ときめき服と判断した服は、クローゼットやチェストにしまっていきます。

残った服は、ときめかない服なので、あなたにとって不要な服ということになります。断捨離して捨てるべき服として手放していきましょう。

このような方法でときめき服を選び、それ以外の服はきれいサッパリ手放すことができれば、クローゼットやチェストにはあなたのときめき服だけが残ることになります。

あなただけの理想のセレクトショップが完成するのです。

捨てなきゃ…というネガティブな気持ちから、ときめき服を残そう!という気持ちに変えるだけで、断捨離はきっと成功するはずです。

しかし、この方法には一つ忘れてはならないデメリットがあります。

それは、ときめかない服であっても、昔はときめいていた服もあるということ。

また、あなたにとってときめかない服でも、他の人にはときめく服かもしれません。

そのような服をただゴミとして捨てるのはちょっと抵抗がありますよね。

そんな時は、捨てるのではなく、買取サービスに売るという手放し方もあります。

リサイクルショップに持ち込む店頭買取、家に買取に来てもらう出張買取、段ボールに積めて買取業者に送る宅配買取など、最近はあなたに合った買取方法が選べるので便利です。

失敗しないショップ選びについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

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今回は、断捨離を成功させるためにおすすめしたい、ときめき服を残す方法について考えてきました。

こんまりさんが提案した「ときめく服を残すと幸せになれる」というメソッド。

ときめき服を残す目的と、ときめき服の基準がわかると、このメソッドの素晴らしさをより実感できるはずです。

断捨離は捨てることが大事!という気持ちばかりだとストレスになり、断捨離がどんどん億劫になってしまうものです。

ちょっと気持ちを切り替えて、残す服に目を向けてみてはいかがでしょうか。