断捨離は部屋がスッキリして気分が良くなるだけでなく、毎朝のコーデに時間がかからなくなったり、衣替えが楽になるなどメリットばかりです。
断捨離をすると好きな服だけが残るので、どんな組み合わせでも満足のいくコーデになり、毎日のおしゃれが楽しくなります。
でも、いざ断捨離をしようと思っても上手く進まないものです。
捨てる服を選ぼうと思っても判断するのが大変。服を処分するのも一苦労です。
だから断捨離が億劫になってしまうんですよね。
その原因は、女性は男性よりも多いから。だから、断捨離は大変で億劫なものになってしまうのです。
そんな女性の方におすすめしたい断捨離方法は「捨てる服の基準を決めること」です。
さらに断捨離を上手く進めるためにコツをおさえれば、意外と断捨離はスムーズにいきます。
漠然と、断捨離って大変そう…と思っていると、いつまでたっても断捨離は成功しません。
今回ご紹介する方法なら、断捨離へのハードルがぐんと下がるのでおすすめですよ。
女性は断捨離するのが大変!男性より服が多いから捨てられない⁉
女性が断捨離しようと思うと、捨てる服を判断したり、処分するのがすごく大変です。
だから断捨離が億劫になり、最後までやり遂げることができません。
その理由は、女性は男性よりたくさんの服を持っているから。
女性は男性よりも多くの服を買う傾向にあるため、すぐに服が増えてしまいます。
その服の多さが、断捨離のハードルを上げてしまっているのです。
女性は不要な服が多い!だから断捨離が進まない
服が多いと、捨てる服を判断するだけでも大変な作業になってしまいます。
服が多いとそれに比例して不要な服もどんどん増えていきがち。
衣替えをすると、「こんな服があったんだ?」「バーゲンで買ったけど全然着ていない…」などという服が結構出てくるものです。
不要な服がたくさんありすぎで、どれが本当に不要で捨てるべき服なのか、どれが必要な服なのか、考えるのも面倒になってしまうでしょう。
捨てる服が決まっても、それを処分する作業も大変になりますね。
このように女性は服が多いから断捨離が億劫になり、なかなか断捨離をやり遂げることができないのです。
女性の服はどんどん増える!だから断捨離するのが一苦労
「女性は支度が遅い」なんて言われますが、確かに女性たくさんの服を持っているので、出掛ける時にどの服を着ればいいのか迷ってしまうんですよね。
女性のファッションは、男性よりもトレンド感が強いため、ついついシーズンごとにトレンド服を買ってしまうものなのです。
レディースのほうがリーズナブルに変える服やバーゲン服が多いので、気軽に買いやすいという理由もあるでしょう。
実際に、公的データから、男性よりも女性のほうが毎月多くの洋服代を使っていることがわかります。
少し前のデータにはなりますが、総務省統計局の「平成26年全国消費実態調査」の中の、男女別家計収支と内訳(単身世帯のうち勤労者世帯)によると、「被服及び履物」の1ヵ月の平均は男性が6,623円に対し、女性は11,977円と2倍近くの金額になっています。
(参考:総務省統計局)
女性は毎月買う服が多いので、どんどん増えてしまう。これが断捨離が億劫になる原因と言えますね。
このように、女性は服が多いため、断捨離が上手くいかない傾向にあります。
でも、ちょっと考え方を変えることで、ぐんと断捨離のハードルが低くなります。
それは「メリットのない服は捨てる」、捨てる服の基準を決めることです。
女性の断捨離が上手くいかない理由は、服が多いから捨てる服の判断に迷うからでしょう。
どんな服なら捨てるのかあらかじめルールを決めておけば、大量にある服でもスムーズに判断していくことができます。
次の章では、女性が断捨離をスムーズにする方法として、捨てる服の基準を決める方法をご紹介していきます。
女性の断捨離をスムーズにする方法!「メリットのない服」を捨てる服の基準にする
女性の断捨離を阻むものは、「服がたくさんあるから億劫」「不要な服が多いから捨てる服を決めるのが面倒」ということ。
断捨離のルールは色々ありますが、女性が断捨離を成功させるためには、この「服が多くて捨てる服がわからない状態」を回避することです。
そのためには、「捨てる服の基準を決めること」が効果的。
捨てる服がわからない状態になるのは、「この服はまだ着れそう?もう着ない?」など判断に困るからです。
服が多ければ多いほど、その判断は難しくなり、どんどん混乱していきます。
捨てる基準を決めてしまえば、どんなに服が多くても、ブレずに必要な服と不要な服に選別することができます。
まだ着れる服を捨ててしまったり、もう着ない服を残してしまう、という失敗も少なくなるでしょう。
捨てる基準は「持っていてもあなたにとってメリットのない服」。
あなたの魅力を半減させてしまう服、おしゃれ度を下げてしまう服は、持っているメリットがありません。
このような服がなくなることで、あなたの魅力やおしゃれ度は確実にアップします。
さらに着ない服もメリットのない服と考えてください。
いつか着ようという服はタンスの肥しになるだけなのでデメリットしかありません。
着る服を選びにくくなったり、クローゼットの風通しが悪くなるなど、邪魔な存在なのです。
具体的にどんな服が「メリットのない服」なのか考えていきます。
劣化した服
女性がおしゃれをする上で大切なことは、ファッションセンスの前に清潔感があることです。
おしゃれな服でも、毛玉や汗染みがあったり、ほつれやボタン外れがあるような劣化した服は清潔感がありません。
あなたの魅力を下げてしまう服なので、持っていてもメリットがありません。
判断するポイントは、何をしても直らない服です。
ボタンをつけたり、毛玉やシワを取るなどしてきれいな状態になる服は捨てる必要はありませんが、お手入れをしても直らない服は、「捨てるべき劣化した服」と考えましょう。
高かったブランド服などは、少し劣化していても、捨てるのは勿体ない…と思ってしまいますが、断捨離して捨てる服と判断してください。
サイズの合わない服
女性は出産を経験したり、ホルモンバランスが変化することで、体型が変わりやすいものです。
だから、若い頃に着ていた服が、きつくて入らないこともあるでしょう。
窮屈で入らなくなったサイズアウト服は着なくなるのでいいのですが、問題はちょっときつくなったけど何とか着れる服です。
「ちょっと太ももが窮屈だけどまだ履ける」「二の腕がきついけどまだ着れる」など、もうサイズが合ってないのに無理やり着ると、せっかくのおしゃれが台無しになってしまいます。
おしゃれの基本はピッタリサイズの服を着ることです。体型に合った服なら体のラインがきれいに見えますが、サイズが合わない服はみっともなく見えてしまい、おしゃれにはなりません。
判断するポイントは、実際に見て、体に合っていないとわかる服です。
サイズ感をチェックするためには、着てみて全身を鏡で見ることが大事です。
正面だけでなく、横や後ろ姿を見て、体型に合っているかチェックしてください。
体に合っていない部分があると判断した服は断捨離して手放す服と考えましょう。
流行遅れの服
女性の洋服のトレンドは目まぐるしく変わっていきます。
最近は、ファストファッションでも魅力的なトレンド服がたくさんあるので、ついつい大量に買ってしまいます
しかし数年前のトレンド服を着てしまうと、流行遅れな雰囲気になってしまい、あなたのおしゃれ度は下がってしまいます。
判断するポイントは、最旬トレンド服と比較することです。
トレンドを知るためには、ファッション雑誌をチェックするのが一番。
「ファッション雑誌 試し読み」で検索すると、ネット上で無料で試し読みができる雑誌が見つかりますよ。
今持っている昔のトレンド服と、最旬トレンド服を見比べてみて、流行遅れを感じたら、捨てるべき服と考えましょう。
着るイメージが湧かない服
最後にご紹介する服は、着るイメージがない服です。
女性が断捨離すると、このような服が一番多いかもしれません。
「いつかどこかで着るかも」という、着るイメージが具体的にない服は、もう着ることはありません。
持っていても、タンスの肥しになり、他の服の邪魔をするだけです。
判断するポイントは、「着るイメージが湧くか」ということ。
1年着ていない服は、全てイメージしてみてください。
「来月の子供の発表会の時に着る」など具体的なイメージが湧く服なら捨てる必要はありません。
でも、着るイメージが湧かないなら、捨てるべき服として仕分けていきましょう。
このように、捨てるべき服の基準を決めると、大量に服があってもサクサク進めることができるでしょう。
「劣化した服」「サイズの合わない服」「流行遅れの服」「着るイメージが湧かない服」は、持っていてもメリットがない服です。
手放した後に捨てなきゃ良かった…と後悔することはまずありませんので、安心して断捨離していきましょう。
でも、捨てるべき服がわかっても、何から手をつけていいか迷ってしまいますよね。
次の章では、さらに断捨離を成功させるコツとして、スムーズに進める5つのポイントをご紹介していきたいと思います。
女性の断捨離を成功させるコツ!スムーズに進めるための5つのポイント
捨てるべき服の基準がハッキリすると、断捨離は一気にスムーズになります。
大量の服があっても、迷わずに必要な服、不要な服に分けていけるでしょう。
でも、断捨離って何から始めればいいのかわかりにくいものです。
大量の服を断捨離しなければならない女性は、特に効率よく進める必要があります。
捨てるべき服の基準を決めて、さらに以下のコツをおさえると、断捨離はもっと簡単になるでしょう。
- 衣替えの時期に行う
- 全ての服を出してから断捨離を始める
- カテゴリ別に断捨離していく
- 迷った服は保留にする
- 捨てるのが勿体ない服は売る
まず、女性は大量の服を断捨離することになるので、できるだけたくさんの服を捨てることが成功のカギになります。
衣替えの時期なら、前のシーズンに出番がなかった服をどんどん断捨離していけるのでおすすめです。
さらに、量が多いからこそ一気に行うのがコツ。
全ての服を出して、カテゴリ別に分けながら、一気に、基準に沿って「捨てるべき服」をピックアップしていきましょう。
ただし、捨てる服の基準を決めていても、大量の服の中には、どうしても捨てるべきか残すべきか迷う服が出てくるものです。
そんな服は保留することで、無理なく断捨離できるようになるのでしょう。
それでも勿体ないと迷うなら、買取ショップに売るのもおすすめです。
それぞれのコツについて詳しく見ていきましょう。
① 断捨離を成功させるコツ 衣替えの時期に行う
まず、1つ目のコツは、断捨離をするおすすめ時期です。
断捨離をスムーズに行うためには、衣替えの時期がおすすめ。
女性は大量の服を断捨離する必要があるため、効率よく「捨てるべき服」を決めていくことが大切です。
衣替えの時期なら、ワンシーズン着なかった服は「劣化した服」「サイズの合わない服」「流行遅れの服」「着るイメージが湧かない服」と判断しやすくなります。
10月の衣替えの時期に断捨離をすれば、春夏服を一気に捨てることができますね。
もっとおすすめなのは6月の衣替えのタイミングです。
秋冬服を断捨離することができるので、アウターやニットなどボリュームのある服をどんどん捨てることができるでしょう。
春夏服と同じ枚数でも、ぐんと収納スペースがスッキリするので充実感があるのでおすすめです。
しかし、スムーズに断捨離できるメリットがある方法ではありますが、「思い立った時が衣替えの時期じゃない時はどうするの?」という難点があります。
理想は衣替えの時期ですが、やる気がある時にやるのが一番効率的なので、それ以外の時期でも問題はありません。
② 断捨離を成功させるコツ 全ての服を出してから断捨離を始める
服がたくさんあると、今日はチェストだけ、今日はクローゼットの半分だけ…など、少しずつ進めたくなりますが、効率的な方法とは言えません。
せっかく捨てる服の基準を決めていても、「こないだ断捨離した時、同じような服を捨てなかったっけ?」「断捨離が終わったら同じような服ばかり残ってしまった…」など上手く進まないでしょう。
そこで、断捨離をする時には、全ての服を一ヵ所に出してから始めるのがポイントです。
全体像を把握しながら捨てる服、捨てない服を分けていけるので、スピーディに断捨離ができるようになります。
ただし、全ての洋服を出してしまうので、1日で終わらせなければならないデメリットがあります。
余裕のある日を1日設けて、一気に決行するようにしてくださいね。
③ 断捨離を成功させるコツ カテゴリ別に断捨離していく
女性の服は男性のようにトップスとパンツだけでなく、スカート、ワンピース、カーディガンなど様々なアイテムがあります。
だから、全てを一気に断捨離していくとすごく大変です。
スムーズに断捨離するためには、カテゴリ別に断捨離していくのがおすすめ。
一ヵ所に全て出した服を、カテゴリごと分類し、捨てる服の基準に沿って、残す服、残さない服に分けていきましょう。
1シーズンごと、スカート5枚、パンツ5枚、ワンピース3枚など枚数のバランスを考えて残す服を決めていくと良いですね。
しかし、この方法で断捨離を進めると、「残すトップスはボーダーばかり」「残すスカートは花柄ばかり」など、好みの服に偏ってしまうことがあります。
そうならない為には、ある程度コーデを考えながら残す服を選んでいくと良いでしょう。
④ 断捨離を成功させるコツ 迷った服は保留にする
女性が断捨離で捨てるべき服の基準についてご説明してきましたが、それでも迷ってしまう服が出てくるでしょう。
女性は好みや体型が変わりやすいので、「今は着ないけど、そのうち着れるかも」と躊躇してしまいがちです。
でも、量をこなさなければいけない女性の断捨離は、いちいち躊躇しているとなかなか終わりません。
そこで、おすすめしたいのが、迷った服を入れておく「保留箱」を用意することです。
段ボールでもカゴでも良いので、大きなボックスを準備してください。
捨てるか捨てないか迷った服は、そのボックスに入れていきます。
そしてすぐに捨てるのではなく一定期間保留にしてから判断するのです。
シーズン中の服であれば1ヵ月保留すれば十分ですね。オフシーズンの服なら半年くらいを目安に保管しておきましょう。
その期間内に、保留箱に入っている服を着る機会があれば、その服は残しておいても良いですね。
全く着ることがなければ、納得して捨てることができるでしょう。
しかし、この方法は「せっかく断捨離したのに洋服が減らない」というデメリットがあります。
クローゼットはスッキリしたのに、別の収納場所に保留服がモリモリあったら、ちょっとスッキリしませんね。
一気に物を減らしてスッキリすることを重視する場合は、この方法は向いていないかもしれません。
⑤ 断捨離を成功させるコツ 捨てるのが勿体ない服は売る
最後にご紹介する方法は、捨てる服の処分方法についてです。
女性のクローゼットには、高かったブランド服や思い出の詰まった服がたくさんあるもの。
そのような思い入れのある服は、もう今はメリットのない服だとしても、簡単に手放すことができないでしょう。
そのような服は、ただゴミとして捨てるのではなく売ることがおすすめです。
大事な服をまた誰かが使ってくれて、さらに臨時収入もあると思うと、罪悪感が軽減されて手放しやすくなります。
近所の総合リサイクルショップにまとめて売る方法もありますが、出張買取、宅配買取に挑戦するのもおすすめです。
大量の洋服を売りたい場合は、家に査定員が来てくれる出張買取が良いでしょう。
気軽さにこだわりたいなら宅配買取がおすすめ。全国どこからでも利用できて、段ボールに洋服を詰めておくるだけなのでとても簡単です。
ただし、衣替えのシーズンに断捨離を行うと、売りたい服はシーズンオフの服ばかりになるでしょう。
基本的に、オフシーズンの服は高く売れにくいというデメリットがあるんです。
買取ショップを選ぶ時には、できるだけ高価買取をしてくれるお店を探してくださいね。
当サイトがおすすめする高価買取が期待できるショップはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
断捨離をして大量に出てきたブランド服は、できれば高く売りたいですよね。 1、2着売る時と違い、断捨離した時はたくさんの古着を売ることになるので、安い買取ショップを選んだら損をしてしまいます。 でも「高価買取」を謳っているショップ[…]
このような方法で、大量の服があってもスムーズに断捨離できるようになります。
服の量にもよりますが、一気に取り組めば1週間あれば断捨離を終えることができるでしょう。
断捨離が成功すると、あなたのクローゼットにはお気に入りの服だけが残るので、毎日おしゃれコーデができるようになりますね。
ただし、この方法で一つ気を付けていただきたいことがあります。
この方法で断捨離すると、捨てる作業がスムーズになるので、調子に乗って捨てすぎる難点があるんです。
1シーズンごと1週間分コーデできる枚数は残しておくようにしてくださいね。
捨てるべき洋服の基準を決め、ポイントをおさえれば断捨離はスムーズに進められる
今回は、女性の洋服断捨離がスムーズに進む方法についてご紹介してきました。
男性より服を買う機会が多い女性は、断捨離するのが大変です。
でも、「自分にメリットのない服は捨てる」という基準で断捨離することで、捨てる服、捨てない服の分別がすごく楽になります。
さらに、「衣替えの時期にする」「全ての服を出してする」「カテゴリ別に断捨離する」「迷う服は保留する」「勿体ない服は売る」の5つのポイントをおさえると、さらにスムーズに断捨離が進むでしょう。
断捨離が上手くいくと、服の管理が楽になり、コーデに悩むことも少なくなります。断捨離はおしゃれの近道とも言えるのです。
ちょっとコツが掴めると一気にスピードアップできるので、ぜひ挑戦してみてください。