子供の頃、ボロボロになったぬいぐるみを捨てる時って、かわいそうですごく辛かったものです。
断捨離なんてただ捨てるだけでから簡単という人もいますが、洋服を捨てるのも、ぬいぐるを捨てるようにかわいそうで辛い。
そんな罪悪感や捨てて後悔することへの不安があると、断捨離は上手くいきません。
でも、そんな罪悪感や後悔への不安は、ちょっと考え方を行動を変えることで、軽くなるうものです。
まず、着ない服を捨てずにもっているほうがかわいそうだと考えること。
さらに、寄付や買取サービスを利用して次に使う人のもとへ届けることができれば、気持ちよく洋服を手放すことができるのです。
罪悪感なく断捨離することができて、後から「捨てなきゃよかった…」と後悔する心配もありません。
今回は、断捨離に関する罪悪感や後悔をなくす方法についてお伝えしていきたいと思います。
洋服断捨離ができないのは罪悪感と後悔への不安。〇〇なのに捨てるのはかわいそうで辛いから
クローゼットがギュウギュウで新しい服を買いたくても入れるところがない。
服が多すぎて毎朝何を着ればいいかわからない…。
そうだ!断捨離してスッキリかたずけて、本当に着る服だけのクローゼットにしよう!という方が増えています。
しかし、いざ始めてみると「この服は思い出の服だからかわいそうで捨てられない」「思い出が詰まっている服を捨てるのは辛い」と、服が捨てられずに断念してしまう方も多いんです。
服が捨てられないのは、〇〇なのに捨てるのはかわいそうで辛いという服に対する罪悪感があるから。
さらに、服を捨ててしまったら後悔するという不安があるからです。
服を捨てることに対する罪悪感は、「高かったのに」「まだ着れる服なのに」など、色々あるでしょう。
でも、ここでは、「服がかわいそうという気持ち」に焦点を当てた罪悪感に絞って考えてみたいと思います。
服がかわいそうという罪悪感は「大好きな服なのに」「思い出が詰まっているのに」「もらった服なのに」に分けることができます。
このような気持ち強いから、捨てたら後悔しそうと思ってしまい、なかなか捨てられないのです。
大好きな服なのにかわいそう
今はもう着ていないけど、以前はいつも着ていたお気に入りの服はみなさんお持ちだと思います。
あまりにも着すぎていて、自分の一部のようになっている服ってありますよね。
サイズが合わなくなっていたり、もう流行遅れだから着れないとわかっていても、そんな大好きな服を捨てるのはかわいそうで辛いものです。
捨てたら自分の一部がなくなるみたい…とさえ思えてきます。
思い出が詰まっている服なのにかわいそう
大好きな彼との初デートの時に着た服、新婚旅行の時に着た服など、思い出が詰まっている服もありますよね。
もうボロボロになって着れない状態であっても、見ているだけで「あの時は楽しかったな…」と幸せな気持ちになれるものです。
そんな思い出の詰まった服も捨てるのがかわいそうで辛いですよね。
思い出も一緒に捨ててしまう気持ちにもなってしまいます。
もらった服なのにかわいそう
恋人や家族など、人からプレゼントされた服も、捨てることへの罪悪感が強いです。
もらった当時は嬉しくてよく着ていたけど、もう似合わなくなってきて着ていない、サイズが合わなくなって着れなくなったというプレゼント服は多いです。
今は似合わなくても、プレゼントしてくれた人は、一生懸命自分のために選んでくれた服。そして自分もそれをもらって幸せな気持ちになった服です。
そのような服を捨てたら、服もかわいそうだし、プレゼントしてくれた人もかわいそうだと思うので辛くなりますね。
このように、「大好きな服なのに」「思い出が詰まっている服なのに」「もらった服なのに」という気持ちがある服は、なかなか捨てられません。
捨てたらかわいそうという罪悪感と、捨てたら後悔しそうという不安があるのです。
もう不要な服であっても、このような気持ちがあると簡単に捨てることができず、断捨離は成功しません。
しかし、ちょっと考え方と行動を変えることで、その気持ちが変化し、意外とスムーズに断捨離できる場合があるのです。
次の章では、気持ちと行動の転換方法を考えていきたいと思います。
捨てる服への罪悪感をなくして後悔せず捨てる方法!気持ちと行動しだいで断捨離できる
もう着ない服だから断捨離したいと思っても、かわいそうだから辛い、捨ててから後悔しそうだから不安という気持ちがあると、捨てる決断ができません。
そこでおすすめしたい方法が「捨てることでかわいそうではなく、捨てないことがかわいそう」という考え方に変えることです。
これにより、かわいそうと思わずに気持ちよく手放せるようになります。
もう1つの方法は、だたゴミとして捨てるのではなく、寄付したり売ることで他の人に使ってもらえるようにすることです。
このように気持ちと行動を変えることで、上手く断捨離できるようになります。
もっと詳しくご説明していきますね。
捨てるよりも捨てないほうがかわいそうだと考える
好きな服、思い出の服、プレゼントしてもらった服。そんな服を捨てるのはかわいそうと思いますが、果たしてそうでしょうか。
実は、「捨てるよりも捨てないほうがかわいそう」とも言えるのです。
断捨離で捨てるのは、好きな服、思い出の服、もらった服であったも、今は着ていない服ですよね。
サイズが合わなくなったり、時代に合わない、劣化している等の理由から、着ていない服たち。いわば役目の終わった服と言えますね。
そのような服は、捨てるよりも捨てないことで、以下のようなかわいそうな状況になっているのです。
着ないでしまっておくほうがかわいそう
服の役割は、人に着てもらうことですよね。
ハンガーに吊るされて眺めてもらうことではありません。
だから、もう着ない服をただしまっておくことは、服にとってすごくかわいそうなことなのです。
長い間しまっていればしまっているほど、シワができたりカビがついてしまったり劣化していくので、さらにかわいそうになってしまいます。
あなたのストレスの原因になっているほうがかわいそう
着ない服があると、クローゼットを開けて見るたびに「好きな服だったのにもう着れない」「もらった服なのに着ていない…」などと思ってしまいます。
以前はあなたを幸せにしていた服かもしれませんが、今はあなたのストレスになっている服なのです。
そのほうが服にとってかわいそうな状況。あなたのストレスの原因になっているくらいなら、いなくなったほうが服にとって幸せです。
あなたの未来の足かせになっているほうがかわいそう
好きだった服や思い出のつまった服を見ると「あの頃は良かったな…」「あの頃がこんな若い服が着れて良かったな…」などと昔を懐かしく思いますよね。
服を通して過去に執着してしまうのです。
過去に執着してばかりいると、前に進むことはできません。
つまり、古い服はあなたの未来の足かせになっているのです。
さきほどのストレスの原因になるのと同じように、これも服にとってかわいそうな状況と言えます。
服を捨てるとかわいそうと思いますが、実はこのように捨てないほうがかわいそうという考え方もできます。
つまり、このような服は、あなたの服としての役割は終わっているのです。だから、あなたのもとにいても服にとってもあなたにとってもメリットはありません。
大切なことは、このような服に第二の人生を与えてあげること。
そうすれば、罪悪感も後悔もなく気持ちよく手放すことできます。
そのためには、ただゴミとして捨てるのではなく、その服を必要としている人のもとに届ける必要があります。
次の章では、服がかわいそうではない手放し方として、寄付する方法と売る方法をご紹介していきたいと思います。
服がかわいそうではない手放し方をする
服を捨てるとかわいそうと思いますが、実は捨てないほうがかわいそう。
その服はあなたの服としての役割は終わっているので、次の人のもとに届けるのが一番なのです。
そうすれは、あなたの服もハッピーになれて、断捨離も成功するでしょう。
そのためには、服をただゴミとして捨てるのではなく、寄付や売る方法を考えれば良いのです。
子供の頃にぬいぐるみを捨てるのはかわいそうで辛かったというお話をしましたが、ただゴミとして捨てるのではなく、誰かにあげるのであれば心は傷まなかったはずです。
友達の妹にあげたり、幼稚園に寄付して、また別の子供たちに可愛がってもらえると思えば、罪悪感なく手放すことができますよね。
あなたの大切な服も、また違う誰かの役に立てると思えば、罪悪感なく手放すことができますね。
具体的な「寄付」「買取サービス」についてご説明していきましょう。
また誰かをハッピーにできる!寄付をすれば罪悪感なく手放せる
世界の貧困対策や生活支援を行うNPOや民間団体は、随時古着回収を受け付けています。
あなたが寄付した服は、世界中の貧困地域へ送られて、服が買えない人のもとに届けられるのです。
また一旦発展途上国で古着とした売られ、その売上が世界の子供のワクチン接種費用に充てられるという仕組みの寄付もあります。
「洋服 寄付」で検索してみると古着の寄付を受け付けている団体を見つけることができますので試してみてください。
しかし、この方法が一つ難点があります。
服を寄付するだけでなく、手数料もかかってしまうのです。
段ボールを送ってもらい、その中に古着を入れて送るのですが、その段ボールなどのキット代に数千円かかったり、送料がかかる場合もあります。
寄付したい団体を探してみて、どうしてもこの団体に服を売りたいという気持ちがあれば、多少手数料がかかっても寄付するのは素晴らしいことです。
でも、費用をかけずに寄付したいという方は、ユニクロ店舗などに設置されている回収ボックスがおすすめ。
無印良品、GU、H&M、ZARAなど様々な店舗に設置されていますよね。
H&M、ZARAはブランド問わず、洋服なら何でも回収しているので便利です。
あなたが寄付した服は、古着として販売されたり、新しい服の素材になるなど、様々な再利用に役立てられます。
このように、ただ捨てるのではなく、世界のどこかで誰かの役に立てる、誰かをハッピーにすると思うと、かわいそうという罪悪感がなくなりますね。
価値がわかる人に買い取ってもらう!買取サービスなら罪悪感なく手放せる
もう一つの方法は買取サービスを利用して洋服を売る方法です。
ブランド服が多い、まだ着れる状態の服が多いから、少しでも売ってお小遣いにしたいという方は、寄付ではなく買取サービスを試すのがおすすめです。
買取サービスのメリットは、価値がわかる人に買い取ってもらえるということです。
買取サービスは3つの方法があります。
リサイクルショップなどの店舗に服を持って行き買い取ってもらう店頭買取。
査定員が自宅に来てもらい買い取ってもらう出張買取。
段ボールに服を入れて買取業者に送り買い取ってもらう宅配買取。
いずれのサービスを利用する場合も、ポイントは高価買取が期待できる買取ショップを選ぶことです。
総合リサイクルショップのような店は、気軽に利用できるメリットはありますが、10着100円とまとめて査定されたり、重さで査定される場合もあるため、大切な服を売る時にはちょっとおすすめしません。
高価買取が期待できる買取ショップなら、プロの査定員がじっくり査定してくれるので、大事な服を託すことができる安心感があるのでおすすめです。
高価買取が期待できる買取ショップは、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご参考にしてください。
断捨離した服は、効率よく買取ショップに売りたいですよね。 最近は様々な方法で古着を売ることができて便利です。 段ボールに古着を入れて送る「宅配買取」、査定員さんに来てもらう「出張買取」、お店に古着を持ち込む「店頭買取」と、3つの[…]
捨てる服への罪悪感をなくして後悔せず捨てる方法まとめ
このように、「服を捨てるのはかわいそう」という気持ちから「捨てないほうがかわいそう」という気持ちに転換すること。
さらに、服を捨てるのではなく、寄付したり売ることで、捨てる服への罪悪感や後悔を軽くすることができます。
今まで辛くて捨てられなかった服も、気持ちよく手放すことができるでしょう。
ありがとうの感謝に気持ちを込めて、丁寧に畳んで手放してくださいね。
このような服がなくなると、あなたのクローゼットはグンとすっきりして清々しいものになります。
そして同時に、あなたの気持ちも軽くなるはず。昔の服に対する執着から解放されるので、新しいおしゃれを楽しもう!という前向きな気持ちになれますよ。
捨てる服がかわいそうなら考え方と行動を変えてみる!罪悪感や後悔なく断捨離できます
今回は、断捨離したいけど捨てる服がかわいそうで辛い…という方に向けて、罪悪感や後悔なく断捨離できる方法を考えてきました。
好きだった服や思い出のつまった服、大切な人にもらった服などは、捨てることに罪悪感を覚えるもの。
でも、もう着ない服なのであれば、もうあなたの服としての役割は終わっていると考えましょう。
あなたが持っていても、あなたにも服にもメリットはありません。
寄付や買取サービスを利用して気持ちよく手放しましょう。
古い服の執着から解放されると、クローゼットも気持ちもグンと軽くなります。
おしゃれやそれ以外にことにも前向きになれるので、ぜひ試してみてください。